第1回「光石賞」学生論文コンテスト

「EViewsによる実証研究」受賞者の感想

授賞式の様子:記念撮影

第1回光石賞受賞者

準光石賞:「合計特殊出生率のシミュレーション分析」
準光石賞受賞論文のリンク(PDF)
明治大学 政治経済学部 安藤いく子 様
 実証分析に興味があったので、自分の力試しにもなると思い応募を決めました。論文の作成にあたっては計量経済モデルの構築に苦労しました。先行研究のモデルでは複雑だったため、モデルを簡素化することに非常に時間を費やしました。 まさか自分の論文が賞を取るとは思っていなかったので、受賞の知らせを聞いた時は非常に驚きました。第1回のコンテストで受賞でき、とれもうれしいです。
準光石賞:「異常利益成長モデルによるバリュエーション-月次データを用いた実証分析」
みずほ証券株式会社 花村信也 様 (授賞式はご欠席)
 本論文の作成にあたっては、ライトストーンの主催する講習会での学習内容が役立ちました。特にダイナミックパネルでJ検定による過剰識別について学べたことが非常にためになりました。今後も、EViewsの機能を最大限に活用して実証会計の研究を行っていきたいと思っております。
努力賞「雇用の非正規化と消費 ―非正規雇用者の増加が消費に与える影響について―」
努力賞受賞論文のリンク(PDF)
明治大学 政治経済学部 MIC の皆さま
明治大学 政治経済学部 MIC の皆さま
 光石賞は、仲間7人で立ち上げた経済勉強サークルで出場しました。皆が就職活動を終え、4年生の活動における目標を探していたところ、メンバーのひとりが見つけてきたのが光石賞でした。アカデミックな雰囲気を感じたことと、実証分析の世界に触れてみたいという思いから、光石賞への参加を決意しました。
論文作成過程では、これまで行ったことのない実証分析を基礎から学んでいったことや、「巨細で複雑な現実経済の中で、どんな問題認識(仮説)を抱くのか」に苦労しました。8月には夏合宿を行い、何度も何度も仮説を修正した後、最終的に導き出したのが「非正規雇用者の増加は、消費に負の影響を与えるのか」という仮説でした。
 〆切前の推敲にも多大な時間を費やしました。自分たちで執筆した文章の稚拙さにあきれながら、文章を何度も音読し、少しでも納得できる論文に仕上げました。
 結果、「努力賞」受賞の連絡がきたときは、仲間と素直に喜びを分かち合いました。光石賞を通じて、「仮説を抱き、それを実証していく」奥深さを学ぶことができました。
 最後に、こうしたコンテストを創設してくださった株式会社ライトストーン様へは、感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

主催

株式会社 ライトストーン

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