製品コンセプト

Scientific WorkPlaceScientific Wordおよび Scientific Notebookは数式を取り扱う科学論文を効率的に作成するために開発された製品です。数学、物理学、工学、化学、コンピュータサイエンス、経済学、 金融工学、統計学、医学研究、オペレーションリサーチ、そして論理学などの研究分野向けの論文作成にご利用いただけます。

各製品の特徴は以下の紹介ページをご覧ください。

論理デザインとビジュアルデザイン

論文の持つ論理的な流れや、理論の構成を論理デザインと呼びます。一方、論文の外見的な見栄えのことをビジュアルデザインと呼びます。この2つのデザインによって論文は構成されることになります。はじめに、論理デザインを構築し、論文の内容を入力します。そして、最後にプログラム特有のタグを使って見栄えを整えます。この2つの作業を完全に分けて操作することができるため、一番重要な論文の内容に集中することができます。また、ビジュアルデザインの作業も、コマンドを利用しませんので、短時間のうちに効率的に作業することができます。

Scientific WorkPlaceScientific Wordには150種類以上の、 Scientific Notebookには20種類以上のシェル(論文のテンプレート)が用意されています。目的にあったシェルを選択して、すぐにワープロ感覚で論文作成を始めることができます。

論理デザインによる論文作成

一般のワープロソフトでは画面に表示されたイメージをそのまま出力するWYSIWYGシステムを採用しています。それらのプログラムでは普通、ビジュアルデザインを編集する語句を選択して、フォントやフォントサイズ、タイプフェースなどを編集します。また、節の中央揃えや左右の位置揃えを行います。例えば、数式を中央に配置する場合は、それを選択して中央揃えのコマンドを実行します。しかし、Scientific WorkPlaceのような論理デザインを採用したシステムにおいては、文章で見栄えを整えるコマンドを実行すると、それは同時に論理構造を定義するコマンドとして内部的に置換されます。

例えば、論文タイトルの文節を中央揃えに配置するのではなく、タイトルタグを付けるだけで、自動的にタイトルとして出力されます。同じように見出しについても対応するタグを付けることによって、それらを目的のデザインで出力できます。ディスプレイ数式はディスプレイコマンドで表示される枠線の中に入力します。

Scientific WorkPlace Scientific Wordではタグを用いて目的の情報の属性を決め、タイプセット出力時や通常印刷の出力デザインをコントロールします。

Scientific Notebookにはタイプセット機能はありませんので、通常印刷の出力だけをコントロールします。ワープロソフトでは設定したページの幅や高さに応じて、自動的に改ページが行われます。しかし、論理デザインを採用したシステムの場合、すべての情報は、それに対応するタグによって属性が決められていますから、改行位置を気にする必要はありませし、操作画面上に改行を示すマークなどが表示されることはありません。

目的に応じた使い分け

場合によっては、時間をかけて論理デザインによる高品質な印刷出力を作成するよりも、手軽に、短時間の内に文章を印刷するだけで十分な事もあります。プログラムにはタイプセット出力のほかに、操作画面のイメージをそのまま出力する通常印刷の機能が用意されています。
Scientific Notebookは通常印刷機能だけをサポートしています。