数式演算機能を備えた数式ワープロ

Scientific Notebook Scientific Notebook from MacKichan Software

Scientific Notebookを使用すると質の高い数式文書が簡便に作成できます。またHTMLエクスポートも容易に行えますので、教育現場等での情報共有が効率良く行えます。さらにドイツ製数式処理エンジン MuPAD を搭載していますので、高度な数式処理やグラフ作成(2D/3D, アニメーション機能含む)機能の利用が可能です。TeXの機能こそありませんが、付加価値の高いワープロソフトです。

 

SNBの特長

1. 高品位の数式フォーマティング

SNBではTeXの技術は用いていませんが、MS Word 数式エディタと比べるとより品位の高い数式を出力できます。サンプルについては以下の資料を参照ください。

特に数式の整形という面における際立った違いについては こちら のページにまとめてあります。

2. HTMLエクスポート

数式主体の文書をWebにアップする場合、数式の品位を損なわずにHTML化するのは容易なことではありません。しかし HTMLエクスポート専用シェル を使用すれば簡単にWebページが作成できます。しかも

  • カラータグが使用できる
  • 数式サイズの選択が可能
  • パラグラフに背景色を設定できる

といった Web publishing ならではの特色も持たせてあります。

3. 数式処理機能MuPAD

SNBは単なる数式ワープロではありません。ノートブック上に左のような数式を入力、数式右端にカーソルを位置付けた状態で「数式処理」メニュー:「計算」と操作してみてください。

入力

応答

右のような応答が返ってくるはずです。ドイツ製数式処理エンジンMuPADを搭載していますので、単なる近似値ではなく理論値を求めることが可能です。無限級数についても同様です。

入力

応答

今度は微分方程式の初期値問題を入力し、「数式処理」:「常微分方程式」:「解」と操作してみてください。

入力

応答

グラフ作成を支援する機能も多数用意されています。ここでは関数式を直交座標系で与えた場合の3Dグラフの例を示します。

入力

応答

グラフの様式は対話形式で種々調整できます。ここでは精度を上げ、 色合いと向きを変更したプロットを参考までに示しておきます。

4. SWP/SW との互換性、他

SNB を用いて作成された文書は上位製品である Scientific WorkPlace/Word にも入力でき、TeXのクオリティで数式文書を仕上げることが可能です。何人かのチームで文書の作成を行う場合、全員が SWP/SW を所有している必要はないため、より経済的な開発環境を整えることができます。

また、SNBで作成した文書は Scientific Viewer(無償)がインストールされたPCであれば閲覧が可能です。

SNB数式整形の特長

Scientific Notebook(SNB) における数式整形は MS Word 数式エディタと比べ次のような特長があります。

1. 行間調整

テキスト行にしろ数式行にしろ配置は自由に調整できます。 「挿入」メニュー:「スペース」:「縦スペース」と操作すると次のようなダイアローグが表示されるので、 例えば「中スキップ」や「小スキップ」を選択すればそれぞれ1/2行, 1/3行の改行が可能です。さらに「カスタム」を選択すればポイント単位やmm単位での調整が可能です。

また、幅が0の支柱(ルール)を使用すると単一の数式内であってもスペース調整が可能です。

入力

応答

2. ディスプレイ数式

数式専用の行に対しては次のような肌理の細かな機能が提供されます。

  • 数式番号を任意の行に対して設定できます。

  • 複数行からなるディスプレイ数式の場合、等号によって上下の位置揃えが行われます。

  • この位置揃えの機能については自由に変更が可能です。例えば次は等号ではなく等式左端で位置揃えを行わせた例です。

3. 横スペース

数式のバランス、美しさという点では文字間の微妙な間隔も気になることがあります。SNBの場合、「挿入」メニュー:「スペース」:「横スペース」と操作することによって次のようなダイアローグが表示されるので、横方向の微妙な調整も可能になります。

4. 操作性

数式の入力、編集がいかにスムーズに行えるか、これは体験版を一度操作していただければ直ちに実感できます。