Originのデータ分析機能
- カーブフィッティング
- ピーク分析
- 信号処理
- 統計
信号処理
Originは、スムージング、フィルタリング、コンボリューション、相関、高速フーリエ変換(FFT)のツールを提供します。OriginProには、ここで述べる高度な信号処理のための多くの追加のルーチンが含まれます。
フーリエ変換[PRO]
多くのオプションを使って、FFTベースの分析を行います。
- FFTの高度な機能
- パワー密度正規化
- スペクトルの種類、片側または両側
- 振幅のデシベル(dB)出力
- 振幅の正規化したデシベル(dB)出力
- RMS振幅の出力
- 平方振幅の出力
- 平方マグニチュードの出力
- 2D FFT および 2D 逆FFT
- Short-Time フーリエ変換
デシメーション[PRO]
デシメーションは、入力シーケンスの要素数を削減するのに使用します。N個のサンプル数毎に1つに統合します。次の2つのフィルタが利用できます。
- 移動平均
- 有限インパルス応答 (FIR)
コヒーレンス[PRO]
コヒーレンス—2つの信号の線形依存度—は、信号が似たような周波数成分を含むかどうかをテストすることで、評価します。
包絡線[PRO]
包絡線は、周期的な信号の山と谷を結びます。
- 上側、下側、両側を選択可能
- スムージングオプションを使って検出
2D相関[PRO]
2D相関では次の2つの方法をサポートします。
- 線形相関
- 循環相関
ウェーブレット分析[PRO]
ウェーブレット変換は、データ圧縮、信号のスムージング、ノイズ除去、イメージ分析など多くのアプリケーションで使用されています。ウェーブレット分析には次のツールが含まれます。
- 連続ウェーブレット変換
- 離散ウェーブレット変換
- 逆離散ウェーブレット変換
- マルチスケールウェーブレット分解
- スムージング
- ノイズ除去
- 2Dウェーブレット分解
- 2Dウェーブレット再構成
ヒルベルト変換[PRO]
ヒルベルト変換は、信号の負の周波数成分を+90°シフトし、正の周波数成分を -90°位相シフトします。ヒルベルト変換ツールは、ヒルベルト変換と入力信号の分析した結果表示の両方を計算します。
立ち上がり時間ツール[PRO]
立ち上がり時間および下降時間の検出には3つの方法がサポートされています。
- 線形サーチ法
- ヒストグラム法
- 最大三角法
- 関心のある領域(ROI)を移動したり、サイズ変更して、信号の特定の領域を選択します。
- 複数プロットを持つグラフレイヤから目的のデータプロットを簡単に選択します。
- ROIコントロールの内部で高低レベルを表示します。
- ROIの上部に立ち上がり時間 / 下降時間および立ち上がり範囲/下降範囲を表示します。
IIRフィルタ[PRO]
OriginではIIRフィルタ（Infinite impulse response, 無限インパルス応答）の設計、解析、実装が可能です。次の4つの手法をサポートします。
- Butterworth（バターワースフィルタ）
- Chebyshev Type I（第一種チェビシェフフィルタ）
- Chebyshev Type II（第二種チェビシェフフィルタ）
- Elliptic（楕円フィルタ）
