Origin 2015 新機能概要
Origin2015の販売は終了しました。
Origin 2015では、ユーザ様からお寄せいただいたご意見をもとに、プロジェクトエクスプローラや軸の編集ダイアログなど、様々な機能の使いやすさを向上しました。また、新しいグラフタイプや統計機能なども追加されています。詳しくは、以下の新機能・改善点の各項目をご覧ください。
Origin 2015の全ての機能については 「機能リスト」 をご覧ください。
現在ご利用のバージョンとの詳細な機能比較は、こちらのPDFをご確認ください。
使いやすさの向上
プロジェクトエクスプローラ
Origin 2015では、プロジェクトエクスプローラでのグラフのプレビューや、プロジェクト全体での文字列の検索、メニューの折りたたみなど、Originをより使いやすくする機能が追加されました。
ユーザインターフェース
Origin 2015では、MS Officeのような、メニューの折りたたみが可能になりました。メニュー項目が多い場合、一般的によく使用される機能のみが表示されます。デフォルトで表示されるメニュー以外の項目を使用したい場合は、メニュー下部にある矢印のアイコンをクリックすると表示されます。(メニューの折りたたみ機能はオフにすることもできます)
グラフ作成と分析
Origin 2015では、グラフ作成と分析の機能において、より簡単かつユーザーフレンドリーな制御オプションを提供しています。
- カテゴリーデータの順序をユーザ定義
(順序は分析やグラフで使用可能) - 計算式内で使用する括弧の色分け
- 3Dグラフ、等高線図のバッチ作図
値の設定
値の設定ダイアログは、数式を入力して列単位の演算を行うOriginの基本的な機能です。Origin 2015では、ツールチップや関数ヘルプが利用できます。
- 関数の検索と挿入
- 関数シンタックスのツールチップ
グラフ編集
ユーザ様から寄せられたリクエストをもとに、グラフの軸編集ダイアログの見直しや、バブルのサイズ制御機能の追加が行われました。
- 軸ダイアログの見直し
(タブを使用した軸ダイアログ) - 凡例の改良
― 新しいバブルスケール(線形/入れ子型)
― カラーマップスケールの改良
― カテゴリー凡例の改良 - 等高線図の境界線の編集
- 円の直径や面積に対応したバブルのサイズ
グラフ
ヒートマップや2Dカーネル密度グラフなど、新しいグラフ形式が追加されました。
分析と統計
データの分布を調べたり、パラメータを推定するために役立つ分布フィットや、行に対するt検定が可能になりました。また、繰り返しのある分散分析ではアンバランスドデータを扱うことができます。
- 分布フィット
- アンバランスドデータの繰り返しのある分散分析
- 行に対するt検定
- 6つのProの機能を通常版でも提供
(離散度数表、3D補間など)
データ操作
インポート
- SPSS データファイルのインポート
- 同じ行からロングネームと単位を抽出
- 転置されたMATLABデータのインポート
プログラミング
- Pythonと一緒に操作する
- OCコードの暗号化