Vol.3「拡大グラフの作成と追加」

次図のように、プロットの一部を拡大して表示するグラフパターンをご紹介します。

 

 

Originには、「ズーム化グラフ」という作図形式が元々ありますので、最初から拡大したグラフを追加することが分かっている場合には、ワンクリックで簡単にベース作図が出来ますが、既存のグラフに、後から拡大グラフを追加するにはどうしたらよいでしょうか?

それでは、次のグラフでご説明します。拡大したグラフを挿入するスペースを用意しておきましょう。今回使用するデータ(zoom01.opj)はこちらからダウンロード頂けます。

Origin画面の左側縦のアイコン群に「軸スケールの拡大」軸スケールの拡大アイコンがありますので、選択して、グラフに移動します。キーボードのCtrlキーを押しながら、拡大する部分を四角で囲います。

選択したグラフの一部が別のグラフウィンドウとして作成されます。

Point! 元のグラフ上で選択した範囲をマウスで変更すると、上のグラフも範囲が変わります。

拡大部分のグラフのスタイルを編集します。

次の手順で、作成した拡大部分のグラフを、「オブジェクトリンク」として元のグラフに貼り付けることが出来ます。

元グラフの選択位置や大きさが変更されると、拡大部分のグラフだけでなく、貼り付けたオブジェクトまで連動して選択範囲や大きさが変更されます。

貼り付け手順

  1. 拡大部分のグラフを選択して、メインメニューの編集から「ページコピー」を選択
  2. 元のグラフ上で右クリックし、「リンクの貼り付け」を選択
  3. 貼り付け位置や大きさを調整します。

※文字のサイズは、挿入する部分の大きさに合わせて縮小されてしまいますので、元のグラフと同じ大きさになるように、大きくサイズ設定しておきます。

NOTE
このオブジェクトリンクでの貼り付け機能は、最新版Origin2016のSR1バージョンからの新機能です。

 

Origin2016のSR1バージョンより前のOriginでは、メインメニューの「グラフウィンドウの統合」で、2つのグラフを一つにまとめることが出来ます。
※統合後は、元のグラフで選択範囲や大きさを変更しても拡大部分は連動しません

グラフウィンドウの統合手順

  1. 統合するグラフだけを画面に表示します。(他にグラフがあれば最小化しておきます)
  2. メインメニューの「グラフウィンドウの統合」を選択します。
  3. 開いたダイアログの「配置」タブで、配置プレビューを確認しながら2つのグラフが、一つのグラフ上に配置されていることを確認して、OKをクリックします。
  4. レイヤの位置を調整します。

※文字の大きさを元のグラフと同じにするには、作図の詳細のレイヤ属性でスケーリング欄を「固定倍率」に設定し、同じ倍率にしておきます。

皆様も是非お試しください。

 

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