Pearson's Crystal Data の特徴 (6)
結晶構造の可視化機能

Pearson's Crystal Dataソフトウェアには、結晶構造可視化ツールが組み込まれているので、デフォルトで検索結果に単位格子の結合状態を示す3D画像が表示されます。単位格子の範囲を変更するための設定や表示モデル(デフォルトではball-and-stick、他にwireやspace-fillingもあります)、また表示方向も変更できます。
この画像はマウスを使って回転、拡大率の変更、また図の中の原子をクリックして原子間距離および角度の計測ができます。

計算された粉末回折パターン、または文献から引用された粉末回折パターンがエントリデータ表示中の「Powder pattern」タブに表示されます。計算データと引用データの両方が入手可能な場合、片方だけ表示するか両方とも表示するか選ぶことができます。

「Distances/angles」タブでは、原子間距離とオプションとして角度のリストを表示します。リスト内で選択される原子に関しては、配位圏の構造画像と対応する距離ヒストグラムも画面下部に表示されます。
デフォルトで、原子間距離は、その原子が格納されている状況と周囲環境に依存します。あるいは、ナノメートルで固定範囲を定義する事も可能です。

 

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