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新機能 1

視覚化した画像をマウスで自由に操作できる“3VO”

Slicer Dicer バージョン 5での大きな変化は、「3VO」という3D画像を閲覧するためのビューワが新たに追加されたことです。

これまでのバージョンでは、3D画像を視覚化しても、角度や大きさを変えることに制限があり、その操作方法もかなり面倒なものでした。

3VOによって、非常に簡単な操作で、3D画像の表示方法を自由自在に変えられるようになりました。回転拡大/縮小平行移動(パン)といった操作がすべてマウスでドラッグするだけで直感的に行なえます。

なお、3VOウインドウで利用できる主な機能は以下の通りです。

リアルな3D投影手法 … カメラの設定(視角と距離)が正確に行なえます。
インタラクティブな拡大/縮小 … ドラッグ操作だけで3D画像の拡大と縮小ができます。
インタラクティブな回転操作(バーチャルトラックボール) … マウスカーソルをドラッグするだけで3D画像を回転/スピンできます。
複数の光源の設定 … 環境光だけでなく直接光も任意の数設定できます。
リアルな反射モデル … 反射係数を自在に調整できます。
表面の形状オプション … 表面の形状を、点、ワイアフレーム、固形の中から選べます。
表面の透明度 … 透明度を自在に調整できます。
3Dモデルデータのエクスポート … さまざまな形式(3ds、cob、dxf、pov形式など)にエクスポートできます。

データエクスポート機能を使えば、Slicer Dicerで作成した3Dオブジェクトを他のアプリケーションに持ち出すことができます。例えば抽出されたファイルを光造形法(stereolithography)の機械に入力すれば、該当オブジェクトの物理的レプリカが作成できます。

新機能 2

NetCDF Large File Support

Slicer DicerではこれまでもNetCDF形式のファイルを扱うことができましたが、バージョン5から新たに「Large File Support」にも対応しました。以前のバージョンではNetCDF v3.4までの対応でしたが、Slicer Dicer バージョン5.0ではNetCDF v3.6にも対応しています。

「Large File Support」(LFS)の内容については、NetCDFを策定する中心となったUnidataのWebサイト(http://my.unidata.ucar.edu/)も参考にしてください。Unidataのサイトには、NetCDF Large File Supportについてのよくある質問をまとめた「Questions About netCDF Large File Support」というページも設けられています。

※ NetCDF形式は科学や天文、気象などの分野でよく利用される、多次元データを記述するためのデータ形式です。