サンプルフォルダ中にあるファイル“ClarkJet.hdf”を開いてください(操作法は Tutorial-1 参照)。今度は斜めの面によるスライス操作(oblique slice)について解説します。

ここでは次の図のような切断面を作成したいものとします。

使用するのはoblique sliceツール
であるわけですが、操作には少々こつを要します。平面の向きはその法線ベクトルの向きによって規定されるわけですが、その際
tilt と swivel という2つの角度を認識しておくと操作がスムーズに行えます。

今の場合、概ね swivel = 0度、tilt =
45度のような法線ベクトルを持った斜面を想定すれば良いわけです。それではoblique sliceツール
を実際に操作してみましょう。

マウスの左ボタンをクリックしたままナイフ型のカーソルをオブジェクト内に位置付けると上図のような破線が表示されます。多角形が切断面を表しているわけですが、垂直線はこのスケッチ段階(マウスボタンが押されている状態)における移動の自由度を示しています。カーソルの上下によって切断面の位置を変えることができますが、取り敢えず適当な位置でマウスボタンをリリースしてください。

デフォルトの場合、この図に示されているように tilt = 45度、swivel = 45度の切断面が設定されますが、Options:Oblique Slice Orientation と操作することによってその向きを調整することができます。

ここでは正面に向いた斜めの切断面を設定したいので、Swivelの値を 0 に変更してください(スライダの移動によっても調整できます)。Do Change, Closeと操作しダイアログを閉じると表示は次のように変化します。

これで切断面の向きは希望通りとなりましたが位置の調整が残っています。面の角度を維持したままその位置を変更するにはtongsツール
を使用します。

切断面を選択した状態でtongsツールを移動し、所望の位置に位置付けられたらクリックを解除します。
