本チュートリアルでは等値面(isosurfaces)の表示方法について解説します。まずサンプルフォルダ中から“mrihead.cdf”というファイルを開いてください。File Parametersダイアログに対してはそのままOKをクリックします。

SlicerDicerは画像ファイル中のメタ情報に基づき“X”、“Y”、“Z”という座標軸名称を使用してきていますが、ここではそれらを各々“Coronal”、“Axial”、“Sagital”に変更します。Options:Names and Units と操作してください。

座標軸の名称を変更してOKをクリックします。画像表示領域の大きさは適宜調整してください。

次にisosurfaceの設定に先立ち参照用のスライスを表示しておきます。まず水平な切断面を作成すべくCreate:Coronal Slice と操作します。

切断面の位置としては座標スケール(この場合 0-127)の中点がデフォルトとして設定されていますが、今の場合、これをそのまま使用します。

同様にしてAxial軸に垂直な参照用スライスも設定します(Create:Axial Slice と操作します)。

この状態でブロック全体の表示を行っても紫色の不透明な層にじゃまされて頭蓋骨の形状は見えて来ません。そこでカラーコードの一部を透明化します。この機能を使用するためには Edit メニュー中の Transparency On が有効になっている必要があります。デフォルトはOnですが念のため確認してみてください。次に Options:Transparency と操作します。

ポップアップメニューがOpaque(不透明)となっている点に注意してください。当初 0-255 の範囲が不透明の扱いになっていますが、ここではFrom:の値を 39 に変更します(どの範囲を透明化するかはそれぞれの画像データに依存します)。Do Change, Closeと操作すると参照用スライスの表示画像は次のように変化します。

この状態で Create:Block と操作すると次のような等値面(isosurface)が描画されます(Blockダイアログに対しては単にOKをクリックしてください)。

今度は透明化の設定を逆転させて頭蓋骨内部の方を透明にしてみましょう。Options:Transparency と操作します。

ポップアップメニューでTransparentを選択すると今度は 39-255 の範囲が透明という設定になります。Do Change, Closeと操作すると画像は次のように変化します。

この状態でcutout操作(Create:Cutout と操作)を行うとブロック上部にcutoutが生成され、内部の等値面(isosurface)が露出した形となります(Cutoutダイアログに対しては単にOKをクリックしてください。

