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人体の解剖構造データベースも自由自在に利用できます!
米国国立衛生研究所の一機関である全米医学ライブラリ(NLM)が、人体の解剖構造データベース「Visible Human」を作成しました。Visible Humanには、人体をCTやMRIで撮影した画像や冷凍された男女の死体の断面画像などが収録されています。 これらの人体情報データをSlicer Dicerで表示、分析できます。NLMに認可を受けて、Visible HumanのCTとMRIのデータの一部が、Slicer DicerのCD-ROMに収録されています。Visible Humanを分析する事によって、複雑なボリュームデータを視覚化して解析するSlicer Dicerの有用性がお分かりいただけるでしょう。ぜひご利用ください。 誰しも人体の構造に興味があります。CTやMRIの見方を知らなくても、Visible Humanが人体の構造を教えてくれます。このプロジェクトの概要とデータの情報については以下のサイトを参照してください。 The Visible Human Project
CD-ROMに入っているVisible Humanのサンプルデータは米国国立衛生研究所の全米医学ライブラリーから無償で提供されています。データの使用については著作権の認可を受けており、また、ソフトウェアと関連するデータに関してSlicer Dicerのライセンス同意によって義務化された制限があります。 Visible HumanのデータはNLMから暫定的な条件で提供されていますので、後々のバージョンではNLMから提供されるデータが変更されるかもしれません。
CTとMRIは、医療用ではない有害ではない試験や製造の品質管理アプリケーションと同じように、医療で幅広く使われている体積測定の精密検査の技術です。 X線のCTまたはCAT(computer assisted tomography)は、X線を発生するX線管球と、標本または患者の反対側の組織を検出するためにX線の量を測る検出器があります。標本が1つの軸に対して平行移動している間に、この一対の装置が標本の進行方向周りを回転します。このようにして、断面の画像、つまり多くの角度からデジタル化して記録された各セクションの画像が得られます。その後で、断層撮影と呼ばれる数学的な手順から得られたアルゴリズムによって、X線の吸収された値であるX線透過属性を表す3次元マトリックスを再構築します。 下の画像はCTサンプルデータの画像です。背景にボリュームデータの最大値を射影し、等値面で頭蓋骨を表示しています。カットアウトを使って頭蓋骨の一部を取り除き、内部構造を表示しています。
MRIは、X線または他の電離放射線を使わないことを除いてCTと似ています。代わりに強力な磁界を使って、陽子、主に体内の水素原子の原子核の位置に作用します。これらの陽子は小型の磁石のように自身を整列します。これらの整列をかき乱すために電磁波パルスを照射すると、核磁気共鳴という現象が起こり、陽子(水素原子の原子核)が運動します。これらの運動から出る信号をアンテナでキャッチすると、体内の陽子の状態が分かります。この状態を画像化したものがMRIです。電磁波は明確な共鳴現象を観察するためにパルス状です。通常、これらの同調モードはPD(陽子密度)、T1(スピン格子緩和時間)、T2(スピンスピン緩和時間)があります。これらの相互作用の物理学を理解する必要はありません。脂肪、水分、血液、骨など様々な生物の構成情報を表示する3つの画像診断療法、PD、T1、T2の便利が分かるぐらいで構いません。 下の画像はVisible HumanのMRI PD、MRI T1、MRI T2のデータです。
一般的に、CTとMRIデータは補完的です。骨組織と他の骨格構成がCT画像にはっきりと写り、脂肪、皮膚、他の軟組織から成る臓器がMRI画像にはっきりと写ります。 |