グラフィカルユーザインタフェース

 

データ管理、統計、分析など、Stata におけるすべての機能は、メニューと関連ダイアログボックスから操作が可能です。メニューにある データグラフィックス統計 等をクリックし、目的の項目を順次選択すると、対応するダイアログボックスが開き、必要な操作ができます。変数の新規作成、データセットのマージ、型の変換、クロス表作成、要約統計量の表示、サーベイデータを伴う負の二項回帰——。メニューは Stata の全機能にアクセス可能です。

冒頭の画像は、統計サーベイデータの分析アウトカム(カウント)負の二項回帰 と選択した様子と、開くダイアログボックスです。

GUI 操作は、作業の容易さだけでなく、思わぬ機能の発見の可能性を秘めています。

コマンド操作を愛用する方も、GUI 操作で構文通りのコマンドを発行して未知コマンドを素早く理解できる可能性があります。

冒頭の画像に見られる Stata 画面はいくつかのウィンドウで構成されます。中央の大きな枠である 結果ウィンドウ は分析結果等を表示します。最下部の コマンドウィンドウ にはコマンドの入力による CUI 操作ができます。左側の 履歴ウィンドウ はGUI 操作によるものを含む全コマンド履歴を表示します。右上の 変数ウィンドウ と右下の プロパティウィンドウ は変数の名前、ラベル、値ラベル、メモ、フォーマット、保存形式等の詳細を表示します。

機能

Stata では GUI として操作に役立つ下記のツールが利用できます。

Project Manager
プロジェクトマネージャ
Data Editor
データエディタ
Do-file Editor
Do ファイルエディタ
Variables Manager
変数マネージャ
Viewer
ビューワ
Graph Editor
グラフエディタ

プロジェクトマネージャ: Stata のファイルを管理・表示します。プロジェクトマネージャからは、ダイアログ操作なしに素早く Stata ファイルへアクセスできます。ファイルのダブルクリックにより Doファイルエディタでの doファイルの編集、Stata へのデータセット・グラフの読み込みが可能です。あらゆる種類のファイルを追加できます。

データエディタ: 現在操作中のデータをライブで閲覧します。開いたデータエディタ画面にはデータ変更がすぐに反映されます。キーボードからのデータ入力、コピー&ペースト(ペースト前のプレビューを含む)、変数の管理も可能で、操作によってデータ内容は直接変わります。データ変更をロックして閲覧のみを行うための閲覧モードも搭載し、不慮のデータ変更なしに安全にデータを閲覧可能です。

Do ファイルエディタ: Stata のバッチファイル/スクリプトを編集します。Do ファイルエディタは、このほかヘルプファイル、テキストファイルの編集もできます。Do ファイルエディタでは、構文に基づくフォント色分け、コードブロックの展開・圧縮、ブックマークの追加、開閉カッコの対応付け等ができます。

変数マネージャ: 変数を素早く変更します。変数の変更自体は、メイン画面、データエディタでも可能ですが、変数の数が数百、数千に及ぶときは変数マネージャを利用した変数名、ラベル、メモ、型ごとの並び替えが便利です。

ビューワ: ヘルプ画面を表示します。一般的なヘルプ画面と同様の機能のほか、Stata 特有の機能も提供します。Stata への無料の追加機能のインストール、コマンドの対応ダイアログボックスへのアクセス、PDF マニュアルや関連情報へのリンクなどが可能です。

グラフエディタ: Stata でグラフを作成すると専用の グラフウィンドウ に表示されますが、同画面でボタンをクリックし、グラフエディタを起動して編集を行うことができます。グラフエディタでは編集したい箇所をクリックして変更可能な項目を表示させたり、編集作業を「録画」して別のグラフへ適用することもできます。グラフウィンドウではグラフをPDF, EPS, PNG, TIFF等の形式で保存することもできます。

まずは無料の評価版でお試しください

プログラム拡張性

Stata には標準で搭載の GUI を自作するためのツールも備えています。ダイアログボックスを自作してメニューに追加できます。追加した機能は Windows, Mac, Unix のいずれの OS でも動作します。

そのほか

  • GUI 操作の内容はすべてコマンドとして実行され履歴に保存されます。履歴を利用して操作内容を評価したり繰り返したりするなど、容易にデータ管理を行えます。
  • ダイアログボックスはほぼすべてのコマンドに用意されています。GUI 操作を行い、コマンドの発行までたどりつくことができます。
  • コマンド実行結果、グラフは PDF ファイルにエクスポート可能です。その後、Windows, Mac, Unix のどの OS 上でも閲覧できます。
  • フォント、配色など、画面の表示設定はカスタマイズ可能です。プレゼンテーション向け、高画素モニタ向けなどのスキームを選択できます。また、Stata 14 では DPI 設定に対応しています。
  • Stata GUI は英語のほか、日本語、スペイン語へ変更可能です。お使いの OS の言語設定に応じて既定言語が自動で設定されます。Stata の言語は、メニューまたは set locale_ui コマンドで手動で切り替えることもできます。

※詳細は、Stata社(StataCorp LP)のホームページにある対応マニュアルページでご覧になれます。
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