新しいグラフ機能

グラフアニメーション

グラフアニメーションは複数のグラフとGeomapをまとめて動画を作成します。静止したグラフでは表現できない、任意の区間におけるデータの変動をダイナミックに表現できます。このアニメーションには様々な設定を適用できます。作成したアニメーショングラフやGeomapはGIFまたはMPEGファイルとして保存できます。
アニメーションを作成するには、オブジェクトウィンドウに追加されたAnimateボタンをクリックし、動画の再生、アニメーション、データ、軸を設定します。

XYエラーバーグラフ

データの標準誤差をエラーバーとして表示します。エラーバーグラフは、X軸のデータ、エラーバーの上部、エラーバーの下部、シンボルとして表されるデータの4つの系列で構成されます。このグラフは、標準誤差付きのデータを観測値(日付)と分離して、プロットできます。旧バージョンでは、X軸が観測値のIDに紐付けられていましたが、EViews12では、特定のデータ(または系列)と結びつけることができます。

Split frequency conversion

スマートシェーディング

従来のEViewsではグラフに基準線やシェードを追加する際、日付や期間で配置箇所を指定する必要がありました。
EViews12では、観測値の情報を基づいて、これらをグラフに配置できます。時系列データセットでは、例えば失業率がある基準を超えるという条件を設定して、不規則な要素に対して簡単にシェードを配置できるようになりました。

Split frequency conversion

その他

EViews12では上記以外にもグラフ機能が様々な強化・改善が行われました。

  • 16進数カラーコードのサポート
  • コマンドラインからグラフ要素を削除
  • 表を転置してコピー
  • 新しい表のデータメンバー
  • Geomapの自動クロップ

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