Stataによるメタ分析

Stataにはメタ分析を行うための専用コマンドとして、複数のアドファイルが用意されています。それらのアドファイルはStataPress社のMeta-Analysis in Stata, Second Editionにおいて論文形式で紹介されています。
同書を独習用の教材として、ご活用いただくことも可能ですが、項目によっては、古いバージョンを元にした解説から順番に記載されているため、最新のコマンドバージョンと不整合が生じ、独習には不向きな点もあります。
そこで、本講習会では、Meta-Analysis in Stata: An updated collection for the Stata Journalに記載されている以下の論文ごとに、最新のコマンドを利用して各種メタ分析用コマンドの機能と、分析結果の読み方を解説します。

講習会の内容のうち、番号に*のついた項目は当社Stataのウェブサイト内の「使い方のヒント」のページでダイジェスト版の記事として紹介しております。
*Stataの新バージョン16では、純正コマンドが用意されましたが、本講習会のテキストはStata15用のものを利用します。2020年春以降にStata16での講習会開催を予定しております。
講習内容
Stata Journalに発表された論文を用いて次の項目について解説します。

第一部 簡単なメタ分析
代表的な効果量を用いた初歩的な効果量の統合方法と結果の見方を学習します。
仮説検定による統計的異質性のチェックと、フォレストプロットによる出版バイアスの出力方法と読み方を説明します。

第二部 時間を考慮した効果量の考察
一次研究の結果が時間経過とともにどのように変化してきたのか、効果量を時間軸で累積的に考察する方法を紹介します。
先のフォレストププロットはバイアスを視覚的に表現するものでしたが、ここでは仮説検定を行います。

第三部 メタ回帰分析
統合した効果量と共変量の関係をモデル化するメタ回帰分析の手法を解説します。
分析上のポイントは通常の回帰分析とは異なり、サンプル数(ここでは一次研究の数)が圧倒的に少ないことです。
サンプル数の少なさに配慮した統計的な対応方法を説明します。

第四部 ネットワークメタ分析
第三部までの内容は一次研究の研究デザインが共通していることを前提としています。
最後に、ここまでの学習内容をまとめる意味で、処置が異なる場合に、「一致性」を仮定して効果量を統計的に
ネットワーク化し、統合するネットワークメタ分析について解説します。

※ セミナーは終了後(17:00)は質疑応答の時間となります。お気軽にご質問ください。  
参加費用(税抜き)
45,000円
会場
株式会社ライトストーン セミナールーム
JR秋葉原駅/JR浅草橋駅 徒歩7分 都営新宿線岩本町駅 徒歩5分 JR馬喰町駅 徒歩5分   地図
受講にあたって必要となる知識
Stataの基本的な操作方法(Stata入門の講習会相当)については説明いたしませんのでご注意ください。
この講習会を契機に初めてメタ分析に取り組まれる場合は、次の書籍の第一章と第二章をご一読の上、ご参加ください。問題意識を整理することに役立ちます。
参考図書:丹後 俊郎著、「新版 メタ・アナリシス入門」、朝倉書店(2016)
開催日時空席状況申込
2020年3月6日(金) 10:00-17:00 受付中