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browse コマンド

 Stataの browse コマンドは、データエディター(Data Editor)を閲覧専用モード(Browse mode)で 開くためのコマンドです。
 スプレッドシートのような形式で、現在メモリにあるデータを視覚的に確認するために使用されます。

1. 基本的な機能

  • 閲覧専用 : edit コマンドと似ていますが、 browse モードではデータの直接編集(書き換え)が禁止されています。これにより、誤ってデータを変更してしまうリスクを避けることができます。
  • 視覚的な確認 : list コマンドの結果を画面上で見る代わりの、より便利な手段として推奨されています。
  • ボタン操作 : Stataのツールバーにある「データエディタ(閲覧)」ボタンをクリックすることと同じ動作です。

2. 基本的な構文とオプション

 browse [変数リスト] [if] [in] [, nolabel]

  • 変数の絞り込み : browse v1 v2 v3 のように指定すると、指定した変数(列)だけを表示できます。
  • 条件による絞り込み : ifin を使って、特定の条件に合う行や特定の範囲の行だけを表示できます。
    例 : browse if v3 >= . (変数v3が欠損値の行のみを表示)
  • nolabel オプション : ラベルが設定されている変数について、ラベルの代わりに生の数値(0や1など)を表示させます。

3. モードの種類と動作

  • 通常ブラウズモード : コマンドを単独で(または変数リストのみで)実行した状態です。 このモードでは、データを変更することはできませんが、データのソート(並べ替え)は許可されています。
  • 制限付きブラウズモード : ifin を使って表示範囲を制限した状態です。 このモードでは、データの保護を優先するためソート操作も禁止されます。