ds コマンド Stataの ds コマンドは、メモリ内にあるデータの変数名をコンパクトに一覧表示するためのコマンドです。
単に表示するだけでなく、型やラベルなどの属性(プロパティ)に基づいて変数を絞り込むことができる点が大きな特徴です。
ds と入力すると、現在のデータセットに含まれるすべての変数名が横並びで表示されます。alpha オプションを付けると、変数名をアルファベット順に並べて表示します。detail オプションを指定すると、 describe コマンドと同様の詳細な属性情報が表示されます。 has() や not() オプションを使用して、特定の条件を満たす変数だけを抽出できます。
ds, has(type string) ds, has(type numeric) ds, has(type int) ds, has(varlabel *weight*) insensitive オプションを併用すると、ラベルの検索で大文字・小文字を区別しません。ds, has(format %t*) ds コマンドを実行すると、条件に一致した変数のリストが
r(varlist) というローカルマクロに格納されます。
これを利用して、「特定の条件に合う変数に対してのみ、別のコマンドを一括で実行する」といった処理が簡単に行えます。
(例:すべての整数型変数に対して summarize を実行するなど)
describe : 変数の属性(型やラベル)を確認するための基本コマンドですが、表示が縦長になりやすく、
属性による絞り込み機能は ds ほど強力ではありません。lookfor : 変数名やラベルに含まれる「キーワード」で検索することに特化しています。
ds は型やフォーマットなど、より技術的な属性での絞り込みに優れています。