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lookfor コマンド

 Stataの lookfor コマンドは、データセット内にある数多くの変数の中から、変数名や変数ラベルに含まれる 特定のキーワードを検索して探し出すためのコマンドです。

 変数が数百、数千とある大規模なデータセットにおいて、目的の変数がどこにあるか分からない場合に非常に役立ちます。

1. 基本的な機能

  • 広範な検索 : 変数名だけでなく、その説明である変数ラベル(Variable label)も検索対象になります。
  • 大文字・小文字を区別しない : 検索の際、大文字と小文字は区別されません。たとえば gnp と入力すれば、ラベルに含まれる GNP もヒットします。
  • 詳細の表示 : 条件に一致した変数の名前、ストレージ形式、表示形式、値ラベル、変数ラベルが一覧で表示されます。

2. 検索方法のバリエーション

  • 複数キーワードの指定 : lookfor word1 word2 のように複数の単語を並べると、 そのいずれかを含む(OR検索)すべての変数をリストアップします。
  • フレーズ検索 : スペースを含む一連の言葉をそのまま探したい場合は、ダブルクォーテーション(" ")で囲んで指定します。
    例: lookfor "never married"

3. プログラミングでの活用

  lookfor を実行すると、見つかった変数のリストが r(varlist) という ローカルマクロに格納されます。これを利用して、「検索で見つかった変数に対してのみ、 まとめて summarize を実行する」といった自動化が可能です。

4. 関連コマンド

  • describe : 変数の属性を確認する基本的なコマンドです。
  • ds : 変数の名前をコンパクトに表示したり、型やラベルなどの属性に基づいて詳細なフィルタリングを行ったりする際に使われます。