Origin: 動画で学ぶ操作方法

フィット曲線からXYを検索(Find XY Values after Fitting)

概要 このチュートリアルではフィットを行った後にフィット曲線からX値、Y値を検索する方法についてご紹介します。
サンプルデータ(Finding X or Y after Fitting.opj)をダウンロード

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操作方法

線形フィット

  1. 「Finding X or Y after Fitting .opj」を開き、プロジェクトエクスプローラから「liner」を選択します。
  2. 表示されたグラフの線形フィットを行います。グラフウィンドウをアクティブにし、「解析」メニューから「フィット」「線形フィット」を選択し、ダイアログを開きます。
  3. 入力データにグラフ上のプロットが選択されているのがわかります。
  4. 「X/Y検索」の項目にある「YからXを検索」、「XからYを検索」にチェックを付け、フィット後に検索ができるようにします。
  5. 「OK」ボタンをクリックしてフィットを実行します。
  6. ワークブックにY値からX値を検索できるシートと、X値からY値を検索できるシートが出力されます。どちらのシートでも1列目に値を入力すると対応するXもしくはYの値が2列目に計算されます。

非線形曲線フィット

  1. 次に非線形曲線フィットの例を見ていきましょう。
  2. プロジェクトエクスプローラから「gaussian」を選択します。
  3. グラフウィンドウをアクティブにして「解析」メニューから「フィット」「非線形曲線フィット」を選択します。
  4. ダイアログが表示されたら「関数」を「Gauss」にします。
  5. 「データ選択」の「入力データ」を見るとグラフのプロットデータが選択されていることがわかります。
  6. 次に「X/Y検索」のYからXを検索にチェックを付けると検索が可能になります。このデータは1つのY値に対し2つのXの値が存在するので「X列の数」を2に変更し、2つとも検索できるようにします。
  7. 「フィット」ボタンをクリックし、フィットを実行します。
  8. ワークブックにシートが追加され、Y値からX値の検索ができるようになりました。

シグモイド曲線フィット

  1. シグモイドデータについてみてみましょう。プロジェクトエクスプローラから「sigmoidal」を選択します。
  2. グラフがアクティブな状態で「解析」メニューから「フィット」「シグモイド曲線フィット」を選択します。
  3. ダイアログが表示されるので「関数」を「DoseResp」にします。
  4. 「データ選択」では、グラフ内のすべてのプロットからフィットを実行したいので「現在のレイヤの全てのプロットを追加」を選択します。
  5. 「複数データフィットモード」のリストから「連結フィット」を選択してすべてのプロットからひとつのフィット曲線が描かれるようにします。
  6. 「X/Y検索」の項目でチェックを付ければシートが追加され検索が可能になりますが、今回は変更せず、フィットを実行した後再度ダイアログから変更したいと思います。このまま「フィット」ボタンを押します。
  7. グラフにレポートテーブルが出力され、それを見ると、EC20,EC50,EC80が計算されているのがわかります。
  8. グラフウィンドウ左上の緑の鍵のアイコンをクリックし、「パラメータの変更」を選択するとフィットのダイアログが表示されます。
  9. 「X/Y検索」の「YからXを検索」にチェックを入れフィットボタンを押すと、フィットレポートが更新されます。
  10. 出力されたY値からXを検索できるシートでY値を入力すると、Xの値が計算されます。

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