生存分析

アウトカムとして死亡などのイベントが発生するまでの時間の長さを利用する生存分析をサポートしています。
打切りデータ、エントリーポイントの違い(遅延エントリー)、観測間隔が連続でなく途中にギャップが存在するようなデータなどに対応しています。

Cox 比例ハザード

  • 時間変動型共変量と打ち切り
  • 連続的に時間変動する共変量
  • タイの処理法:breslow, 正確部分尤度、正確周辺尤度、Efron
  • ロバスト、クラスタロバスト、ブートストラップ、ジャックナイフ標準誤差
  • 層化推定
  • 共有フレイルティモデル
  • サンプリング重みとサーベイデータ
  • 多重代入
  • Martingale, efficient score, Cox–Snell, Schoenfeld, デビアンス残差
  • 尤度距離、LMAX、DFBETA 診断統計量
  • Harrell の C、Somers の D、Gönen and Heller の K 統計量
  • 比例ハザード用検定
  • ベースライン生存関数、ハザード関数、累積ハザード関数の推定

区間打ち切りデータに対するCox比例ハザードモデル

  • ケースII区間打ち切りデータ
  • 現在のステータスまたはケースIの間隔打ち切りデータ
  • ベースラインハザード関数を推定する2つの方法
  • 標準誤差を推定する2つの方法
  • 層化モデル
  • 推定生存者、ハザード、および累積ハザード関数のグラフ
  • 比例ハザード仮定プロット
  • 予測
    • ハザード比
    • 区間エンドポイントのハザードの寄与
    • 区間エンドポイントのベースライン生存関数
    • 区間エンドポイントのベースライン累積ハザード関数
    • Martingaleライクな残差

競合リスク回帰

  • Fine and Gray の比例サブハザードモデル
  • 時間変動型共変量
  • ロバスト、クラスタロバスト、ブートストラップ、ジャックナイフ標準誤差
  • 多重代入
  • efficient score, Schoenfeld 残差
  • DFBETA 診断統計量
  • サブハザード比
  • 累積罹患グラフ

パラメトリック生存モデル

  • Weibull、指数、Gompertz、対数正規、対数ロジスティック、一般化対数ガンマモデル
  • ロバスト、クラスタロバスト、ブートストラップ、ジャックナイフ標準誤差
  • 層化モデル
  • 個体レベルのフレイルティ
  • グループレベル(共有)フレイルティ
  • サンプリング重みとサーベイデータ
  • 多重代入
  • Martingale-like, スコア, Cox–Snell, デビアンス残差
  • 予測生存関数、ハザード関数、累積ハザード関数のプロット
  • 予測と推定
    • 生存時間の平均値と中央値
    • 対数生存時間の平均値と中央値
    • ハザード
    • ハザード比
    • 生存確率

区間打ち切りパラメトリック生存分析

  • Weibull、指数、Gompertz、対数正規、対数ロジスティック、または一般化ガンマ
  • 比例ハザードと加速故障時間メトリックの両方
  • ロバスト、クラスタロバスト、ブートストラップ、およびジャックナイフの標準誤差
  • 層化モデル
  • サンプリングの重みと調査データ
  • 補助パラメータの柔軟なモデリング
  • Martingale-like、スコア、およびCox-Snellの残差
  • 推定された生存者、失敗、ハザード、および累積ハザード関数のグラフ
  • 適合度プロット
  • 予測と見積もり
  • 平均故障間隔または中央値
  • ログ時間の平均または中央値
  • 危険
  • ハザード比
  • 生存確率

ベイジアンパラメトリック生存分析

  • Weibull、指数、Gompertz、対数正規、対数ロジスティック、または一般化ガンマ
  • 比例ハザードと加速故障時間メトリックの両方
  • 層化モデル
  • 個人レベルの脆弱性
  • グループレベルまたは共有の脆弱性
  • 補助パラメータの柔軟なモデリング
  • 事後推定

ベイジアンマルチレベル生存分析

  • Weibull、指数、Gompertz、対数正規、対数ロジスティック、または一般化ガンマ
  • 比例ハザードと加速故障時間メトリックの両方
  • 2、3、およびそれ以上のレベルのモデル
  • ネストおよび交差した変量効果
  • ランダム切片とランダム係数
  • 補助パラメータの柔軟なモデリング
  • 事後推定

パラメトリック生存モデルの有限混合

  • Weibull、指数、Gompertz、対数正規、対数ロジスティック、または一般化ガンマ
  • 比例ハザードと加速故障時間メトリックの両方
  • ロバスト、クラスタロバスト、ブートストラップ、およびジャックナイフの標準誤差
  • サンプリングの重みと調査データ
  • 補助パラメータの柔軟なモデリング
  • 事後推定

ユーティリティ

  • ネストされた症例対照データセットの生成
  • 時間レコードの分割と結合
  • スナップショットデータのタイムスパンデータへの変換

生存モデルの特徴

  • 単一/複数故障データ
  • 左打ち切り
  • 右打ち切り
  • 時間変動型回帰変数
  • ギャップ
  • 再発事象
  • 開始終了形式
  • 複数タイプの故障事象
  • タイムスケール

変量効果パラメトリック生存モデル

  • Weibull、指数、対数正規、対数ロジスティック、ガンマモデル
  • 伝統的、ロバスト、ブートストラップ、ジャックナイフ分散推定

マルチレベル混合効果パラメトリック生存モデル

  • Weibull、指数、対数正規、対数ロジスティック、ガンマモデル
  • 伝統的、ロバスト、ブートストラップ、ジャックナイフ分散推定
  • サンプリング重みとサーベイデータ
  • マージン予測と限界平均

観測生存時間に対する処置効果推定

  • 回帰調整(RA)
  • 逆確率加重(IPW)
  • 二重に堅牢な手法
    • 回帰調整を伴うIPW(IPWRA)
    • 加重回帰調整(WRA)
  • Weibull、指数、対数正規、対数ロジスティック、ガンマモデル
  • 平均処置効果(ATE)
  • 処置仮定下での平均処置効果(ATET)
  • 潜在アウトカム平均(POM)
  • 伝統的、ロバスト、ブートストラップ、ジャックナイフ分散推定

生存アウトカムに対する構造方程式モデル

  • 生存アウトカムの潜在要因
  • パスモデル、成長曲線モデル、他
  • Weibull、指数、対数正規、対数ロジスティック、ガンマモデル
  • 生存以外のアウトカムとの組み合わせ
  • サンプリング重みとサーベイデータ
  • マージン予測と周辺平均

生存、ハザード、累積ハザード関数

  • Kaplan–Meier 生存(故障)関数
  • Nelson–Aalen 累積ハザード関数
  • グラフの描画と比較
  • 信頼区間
  • 内蔵リスク表
  • 交絡因子に対する調整
  • 層化

推定後セレクタ

  • 使用可能な推定後機能の一覧
  • コマンド実行ごとの一覧の自動更新

生命表と分析

  • 推定値と信頼区間のグラフ化(リスク表付き)
  • 平均生存時間と信頼区間のレポート
  • Cox回帰による補正推定
  • 保健数理上の調整
  • 検定(ログランク、Wilcoxon–Breslow–Gehan, Tarone–Ware, Peto–Peto–Prentice, Fleming–Harrington )
  • 傾向検定
  • 層化検定

検定力分析

  • 標本サイズ、検定力、効果サイズの算出
  • 生存曲線のログランク検定
  • Cox比例ハザードモデル
  • 指数回帰

要約統計量、信頼区間、等

  • 罹患率比とその差分の信頼区間
  • 生存時間の平均と分位点の信頼区間
  • 故障率表
  • 観察人時(人年)、罹患率、SMR
  • Mantel–Haenszel, Mantel–Cox法による比率比の計算

例題集

下記の機能の操作方法を解説した日本語の例題集をご用意しております。

  • Kaplan-Meier法による生存関数グラフの作成:生存確率(イベント発生確率)の時間変化を調べます
  • Nelson-Aalen累積ハザード関数のグラフ作成:死亡確率の時間変化を調べます
  • ハザード関数の推定:Nelson-Aalen累積ハザード関数を平滑化します
  • Cox比例ハザードモデルのグラフ作成:説明変数がハザード関数に影響を及ぼしているか否かを調べます

詳細資料

詳細は、開発元StataCorp.の機能紹介ページにあるマニュアルをご覧ください。

Stata、SPSS、Rの生存分析の統計機能についての比較表はこちら

操作方法の動画

Stata is a registered trademark of StataCorp LLC, College Station, TX, USA, and the Stata logo is used with the permission of StataCorp.

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