円グラフ+円グラフ(補助円グラフ付き円グラフ)

Origin/Proでは様々な種類の円グラフを作図できますが、この動画では円グラフの一部の内訳を分かり易く表示できる「円グラフ+円グラフ」(補助円グラフ付き円グラフ)の作図と編集の操作をご案内します。内訳を表示する「その他」の項目は、元データの値やパーセンテージで指定可能です。また、内訳のグラフは円グラフ以外に、棒グラフとドーナツグラフとして表示することができます。
※字幕付き動画(音声なし)

右下の拡大ボタンボタンで画面を大きくし、設定ボタンで解像度720以上の設定にしてご覧いただくことをお勧めします。

操作方法

  1. サンプルデータを開き、グラフを作成するデータであるN列を選択し、「作図:棒、円、面積:円グラフ+円グラフ」を選択します。
  2. グラフ上でダブルクリックして「作図の詳細」ダイアログを開き、編集します。
  3. 「ラベル」タブを開き、「フォーマット」の項目の「カテゴリーを表示」にチェックを付け、「フォント」の色を「自動」にします。これにより、スライスの色に応じてテキストが白または黒に設定されます。
  4. 値が低いスライスはまとめて「その他」として表示されています。「その他」としてまとめるスライスは、「スライス」タブの「スライスの組み合わせ」で、%または値で指定できます。
  5. ここでは5%以下のスライスを「その他」としてまとめるために、「パーセント」の項目に5を入力します。「適用」ボタンをクリックすると、その他の項目が更新されます。
  6. グラフの配色は「パターン」タブで設定できます。「色」の項目の「カラーリスト」を使って配色を変更します。
  7. 「その他」の項目はこの設定からは除外され、「スライス」タブの「スライスの組み合わせ色」で設定します。
  8. 「円グラフの形状」タブの「半径を再スケール」を変更すると、円グラフの大きさを変更できます。ここでは「70」を入力してOKボタンをクリックします。
  9. 凡例は不要なので、クリックして選択し、キーボードのDeleteキーを押して削除します。内訳のグラフは円グラフ以外に、棒グラフとドーナツグラフとして表示することができます。
  10. 再度N列を選択して「作図:棒、円、面積:円グラフ+棒グラフ」を選択します。これで、「その他」の内訳が棒グラフで表現されたグラフを作図できます。
  11. もう一度N列を選択して今度は「円グラフ+ドーナツグラフ」を選択します。これで、「その他」の内訳がドーナツグラフで表現されたグラフを作図できます。どのグラフタイプでも「円グラフ+円グラフ」と同様の操作で編集可能です。
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