従来の実験計画法にAIを組み合わせ「革新的実験計画法Multi-Sigma」が誕生しました。
開発を行っている研究者の方が、様々な実験にトライして、目的の結果を得ようとしています。 しかし、様々な開発の要因となる項目を総当たりで多くの実験が必要です。(例えば、入力条件4つの場合組み合わせ(16x18x5x5=7200回)の実験が必要)
何とか実験の回数を減らし膨大な時間と労力を減らしたい!
「Multi-Sigma」ならAIを使った実験データの予測・多目的変数の最適化が可能です。
操作は、実験結果を入力してモデルを作成し、後は、ガイドに従って選択しながら、求めたいボタンを押していくだけ・・・簡単!
少ない回数で心配でしたが、各要因を様々に組み合わせて約60回の実験を行い、Multi-Sigmaで解析を試みました。
Multi-Sigmaはニューラルネットワークを使用してAIモデルを作成しますが、自動でチューニング(特許出願中)を行うことで、少ないデータから精度の高い予測を行うことができます。AIやプログラミングの知識は不要です。
さらに、このモデルを使って、最適化を行い、求めたい結果に必要な要因値を得ることが出来ました。
Multi-Sigmaのこのプロセスは、製造業、金融、医療、小売り、不動産、電力、航空などあらゆる業界での研究開発に利用可能です。
2020/10/13掲載の産総研研究成果記事をご参照ください