Pearson's Crystal Data の特徴 (4)
エントリレポートの編集が可能

エントリレポートは基本的に現在の結果セット(answer set)にある、全てのエントリの概要を表形式でまとめて表示します。レポートの各行は1つのエントリ(化合物)と対応しています。エントリレポートはエントリの簡単なリストというだけではありません。ここでは、エントリの編集(削除、コピー、貼り付け)を実際に行うことができます。そのほかに、データベースエリアのエントリを項目ごとにソート、追加、削除、列の順序入れ替えなどを行うこともできます。

このスクリーンショットはデフォルトのエントリ配置を示しています。エントリは化学式のアルファベット順にソートされています。そして、エントリのプロトタイプ、ハーマン-モルガン記号(Hermann-Mauguin symbol)に続いてInternational Tablesに準拠した空間群番号、格子パラメータa、b、c、文献の識別コード、引用元、構造研究のレベルが記載されています。

エントリレポートの上にある「Edit...」コマンドを実行すると、エントリレポート配置ダイアログ(Report configuration)が開きます。ここでは、左側パネルにあるリスト(Available data field)から項目を追加できます。

他にも、列の順序、幅、ダイアログのソート順も変更できます。その中でも最も簡単なのは列の追加(Add Column)のドロップダウンリストから項目を選んで追加し、その列を必要に応じてマウスで移動する方法です。また、ソート順はソートしたい項目のヘッダをクリックすると変更できます。

 

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