Pearson's Crystal Data の特徴 (8)
化学システム行列の表示

Pearson's Crystal Dataのソフトウェアは「(chemical) system matrix (化学システム行列)」と呼ばれる2次元、あるいは多次元の特殊な表示を行えます。現在の結果セット(answer set)に属する特定の化学システムがどれだけあるのか、概要を表します。
次の画像はNaClプロトタイプの2Dのシステム行列を表しており、原子番号順に並べられています。

これらの元素はアルファベット順、原子番号順、元素周期表、原子サイズ、原子反応性、融解温度でソートできます。(詳細については次の記事を参考にしてください: P. Villars, J. Daams, Y. Shikata, K. Rajan, S. Iwata, "A new approach to describe elemental-property parameters", J. Alloys and Compounds, accepted for publication (2006)

3次元システムも、あらかじめ1つの要素を“固定要素”として設定した場合は2D行列として表示できます。3つ目の要素としては元素ではなく、官能基(例えば、SO4)も利用できます。

3次元システムや固定要素(元素または官能基)付きの4次元システムは立方体として、3D表示もできます。全ての表示形式に対して、化学量論比も選択できます。

 

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