バッチ処理と自動化

Match! バージョン1では、1つのタスクが完了したら、次に行う動作をあらかじめ設定できました。例えば、インポート直後に生(raw) データ処理を行うように設定できました。

新バージョンではこれらのオプションが拡張されました。次のスクリーンショットは、その設定を行う、"Options"ダイアログの"Batch"ページです。

Match! 2 では複数の相同定を自動的に行う事も可能です(バージョン1では1つずつしかできませんでした)。つまり、プログラムは自動的に混合物の結晶構造を解析できるようになったという事です。しかし実際には、少数相を特定出来なかったり、ソフトウェアでは対応できない問題が発生する可能性もあります。

各ステップを自動化するオプションの他に、"user levels"(ユーザレベル) というものを"Batch"オプションページの上部で選択できます。ユーザレベルはそれぞれのレベルに合わせて特定の自動化を行います。例えば、"Beginner"レベルは全ての相同定の手順を自動で行います。反対に"Expert"レベルでは全ステップを手動で行います。もちろん、ご自身で利用したいバッチオプションの設定も保存できます。

最後に、Match!2 はバッチスクリプトを使うと外部プログラムからコントロールできます。このバッチスクリプトのファイル名はMatch!の実行ファイルが起動した時に"command line parameter"である必要があります。

 

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