LIMDEP11 の新機能
LIMDEPのバージョン11はクロスセクション、時系列、パネルデータ分析に関し、更なる進化を遂げました。計量経済モデルの推定と統計的分析に大きな拡張があるだけでなく、新たなモデルと機能を多数追加しました。以下のような新機能があります。
確率的フロンティアモデル
- 新しいパラメトリックスペシフィケーション
- Normal-Rayleigh
- サンプルセレクション修正に対応した新しいFIML推定量
- パネルデータのサンプルセレクション
- 部分的に非効率な潜在クラスの確率的フロンティアモデル
パネルデータ確率的フロンティアモデル
- レイリーモデル
- Belotti and Ilardiの偏微分
- 真の固定効果とランダム効果
- Wikstromモーメント法
- 一般化された真のランダム効果
新しい部分効果とシミュレーションツール
- 新しいグラフィックデバイス
- カテゴリー変数の遷移行列
- Krinsky and Robbの標準誤差法
- より多くのモデルへの拡張
拡張されたグラフィックス機能
ヒストグラム
- ボックスプロットやカーネル密度推定量付のオーバレイヒストグラム
- 4つまでのヒストグラムのグループ化
ボックスプロット
- 一つの図の中で40までのプロットが利用可能
- 新しいBOXPLOTSコマンド
- 同時プロット
カーネル密度推定量
- カーネル密度推定量をプロットするための、いくつかの新しいスペシフィケーション
- 同時プロット
バブルプロット
処置効果法
- 内生的な処置効果
- Probit, Ordered Probit, ポワソン分布、負の二項分布のためのFIML推定
推定と推論のための新しいツール
新しい分析ツール
- パネルデータ変換のための30以上の新しいCREATE関数
- CALCULATEとMATRIXのための数十個もの新しい関数
- 新しい乱数ジェネレータ
より多くのモデルと機能
- すべてのモデルについてクラスタ共分散行列が利用可能
- 逆双曲線サインモデル
- クロスセクション/パネルデータでのフラクショナル回帰
- MAXIMIZEのための新しいパネルデータ関数
データの記述デバイス
- 階層化されたデータでの層別平均の取得
- 相関行列のための新しいコマンド
- 層別記述統計量のための新しいTABLEコマンド
- 分位点と頻度のための新しいコマンド
- 新しいクロンバックα相関係数デバイス
文字データ
- 観測値ラベル
- ラベルリスト
- 観測値タグ
対数線形モデル
- 第2種の一般化ベータ
- 一般化ガンマモデル
強化されたEXECUTEとプロシージャ
- ブートストラップとジャックナイフ反復のための新しいスペシフィケーション
- パネルデータのためのブロックブートストラップ
モデルの代替的なスペシフィケーションの比較