GAUSS Engine™

C言語、C++、VBをはじめとするC言語API対応の開発環境で作成したアプリケーションに、GAUSSの実行速度と計算力を追加しませんか。GAUSS Engineは、別のアプリケーションでGAUSSプログラムのコンパイルや実行を行うためのダイナミックリンクライブラリ(DLL)です。GAUSS Engineワークスペースとアプリケーションの間で、データの受け渡しが可能です。GAUSS Engineの無料の配布版も利用可能です。

研究所に蓄積された膨大な知識や新しいアイデアを活用する方法をお探しですか?

重要な意思決定プロセスを会社やグループ全体で改善するため、GAUSSプログラムの持つ潜在能力を100%引き出したくはないですか?

従来の数学ライブラリに比べより専門性を高めたソフトウェアを、より迅速に作成したいと思いませんか?

GAUSS Engineでは以下のことが可能です:

  • ソフトウェア開発に既に投じた資産を活かしつつ、既存アプリケーションの数値計算機能を拡張する。
  • 広範囲な計算処理能力を持つスタンドアロンアプリケーションを迅速に作成する。
  • ユーザインタフェース、データ管理、グラフィックを作成する優れたツールの中にGAUSSの計算力を組み入れることができる。

GAUSS Engineは、GAUSSの機能をWindowsのダイナミックリンクライブラリ(.DLL)や、UNIXの共有ライブラリ(.so)という形で提供します。C言語、C++、Visual C++、VisualBasic、Javaなどの開発言語または開発環境を使用して、既存のGAUSSコードを他のアプリケーションとリンクできます。GAUSSの持つスピードの計算力を保持しつつ、好みの特色、機能、ユーザインタフェースを備えたスタンドアロンアプリケーションを簡単に作成できます。

GAUSS EngineはC言語、C++、Visual C++、VisualBasic、Javaで開発されたプログラムとリンクできるダイナミックライブラリです。アプリケーションがGAUSSプログラムをコンパイル、実行できるようになり、GAUSSワークスペースとの間のデータの受け渡しも可能になります。GAUSS EngineはGAUSSのもつ幅広い計算能力を使用できるアプリケーションを迅速に作成することが可能になります。

GAUSS EngineはスレッドセーフなC言語APIを備え、マルチユーザ、マルチスレッドアプリケーションの使用に適しています。GAUSS Engineでは同時に複数のワークスペースを開くことが可能で、複数の数式や関数の呼び出しを、複数または同一ワークスペースで同時に行えます。

GAUSS Engineは開発サイクルを迅速化し、エンドユーザの要望に合わせた洗練された、効率的な分析機能を提供します。

GAUSS Engineを実際の現場で使用した成功例は、MapInfo社が最近発行したCase Studyにも掲載されています。是非、ご覧ください。

データ収集や調査への投資を活用する

近年では多くの企業が強力なデータ配信プラットフォーム、データベースエンジン、分析ツールに大きな投資をしています。それらを一元化し、幅広いユーザに対応する高い分析能力を提供することは、今日まで残る課題でした。

GAUSS Engineは、ハイエンドな分析をあらゆるデスクトップへ届けるための高効率な手段を提供します。GAUSSにより、記述の効率性が良い数学的言語と高速な処理能力を組み合わせて、研究の現場の専門知識を最適化できます。さらにGAUSS Engineを導入することで、研究部門とIT部門の力を組み合わせ、全社的なハイエンド分析ソリューションを構築できるようなります。

基幹ソフトへの投資を抑える

GAUSS Engineと既存の基幹ソフトとを連結することで、現在のプロダクション環境内にハイエンドな数学的手法を開発統合することが可能になります。また、現在使用中のGUIを使用した新たなスタンドアロンアプリケーションの作成もできます。これにより、これまでのITへの投資を無駄なく活用し、さらに機能を拡張させることが可能です。最先端のモデルでさえも、既存の環境へ統合したり、スタンダードなツールを使用したスタンドアロンGUIインタフェースと組み合わせたりできます。GAUSSのモデルやアルゴリズムを直接使用するために複雑な数式を書き直す作業は必要になりません。

洗練されたオリジナルモデルをあらゆる専門分野のユーザへ展開する

顧客用に特別にインタフェースを仕立て、自作の分析モデルの能力を最大限高めませんか。自作した分析手法の実装や使い方は、エンドユーザ側で正しく操作できるよう調整が完全に行え、ユーザ先での新たなトレーニングやサポートの提供の必要は生せず、エラーの発生も最小化できます。社内レベルでは、研究の成果を全社で活用可能になります。カスタムアプリケーションの提供の際は、目的のマーケットに的確に適合した機能やインタフェースを備えたカスタム分析システムが迅速に開発できます。GAUSS Run-Time Engineが、無制限ロイヤリティーフリーで再配布可能です。

GAUSS Run-Time Engine(GRTE)により、GAUSS Engineを使用するアプリケーションが無制限ロイヤリティーフリーで再配布可能になります。GRTEは、ロイヤリティーフリーで、ライセンスコードや煩雑な手続きの必要はありません。GRTEは、GAUSS Engine Proには標準搭載されています。

FAQ

Q: GAUSS Engineの対応OSは?
A: GAUSS EngineはWindows、Linux、macOSで動作します。詳しくはこちらの動作環境をご覧ください。

Q: C ++ / C#/ Java / PythonプログラムからGAUSSエンジンと対話する方法は?
A: コンパイルされたGAUSSファイルと共にGAUSS Engine共有ライブラリを配布します。 GAUSS EngineワークスペースをC ++ / Java / Pythonなどのオブジェクトとして作成および制御します。

Q: GAUSSファイルのコンパイルはどのように行いますか? 難しいですか?
A: GAUSSファイルのコンパイルは簡単です。単純に'compile'コマンドに続けてGAUSSファイルの名前を入力して実行するだけです。

 

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