サポートしているファイル形式一覧

詳細

ロータス1-2-3ファイル

ロータス1-2-3のデータ読み込みはどのバージョンでもサポートしています。出力される形式はバージョン1形式で出力されます。これはどのバージョンのロータス1-2-3でも読み取ることができ、コンピュータのソフトウェアにおけるデータ交換の共通形式(ユニバーサルフォーマット)でした。読み込みでは複数ページにわたるワークシートもサポートされます。

Access(Windows)

Microsoft Accessのデータベースの読み込み・書き込みは最新バージョンまでサポートしています。データ自体はMicrosoft Access ODBCドライバを通じてトランスファーされますが、Accessファイル自体は通常のStat/Transferのファイルとして扱われます。つまり、ユーザは通常の「開く・閉じる」ダイアログボックスからファイルを選ぶだけで、細かいODBCデータソースについての構成をファイルごとに行う必要はありません。
Stat/Transferは1つの表またはAccessの「view」で繋げた複数の表を読み込むことができます。出力では、新規データを既存データに追加する、新規ファイルに新規データを挿入する、既存ファイルに新規データを新しい表として挿入する、または既存データを新規データで上書きする、のオプションから選択できます。

Apache Big Data

Drill、Hive、Impala、Parquettの4つの先進的なビッグデータフォーマットからデータを読み込みます。これには、それぞれに対応したODBCドライバが必要です。

Apache Parquet

Stat/TransferはParquetへのデータセット書き込みをサポートしています。このデータセットはApache Spark, Apache Arrow, TADおよびParquetビューアで読み込みことができます。Snappyとgzip形式のデータ圧縮が利用可能です。

区切り付ASCII(DEL)

ASCIIの区切り付ファイルの読み込み・書き込みはしっかりとサポートしています。
区切り付ファイルを読み込んでいるときにユーザは1番目の行の扱いについて、(1)Stat/Transferに変数名などを含んでいるのかを自動的に確認させる方法と、(2)手動で1番目の行を確認する方法、の2つから選ぶことができます。また、区切り記号を手動で指定するかプログラムで自動的に検出させるかも選択できます。データの読み取り方とテキストフィールドの引用のやり方について数多くのオプションが準備されています。また、データの読み込み・書き込みで使用されている記号を制御するオプションも数多く準備されています。

ASCII/テキスト-フィックス形式

独自のスキーマを使用してフィックス形式のファイルの読み込み・書き込みを行えます。この形式はとても便利で、欠損値、値ラベル、そして変数ラベルの特定を行えます。また、SAS、SPSS、またはStata用のフィックス形式ファイルを作成することもできます。これはデータをアーカイブに保存することや、同僚とデータのやり取りを行うのに適しています。

BayesiaLab

BayesiaLabは機械学習、シミュレーション解析と最適化のための環境ソフトウェアです。Stat/Transferではこのプログラムで読み込みフォーマットのASCIIファイルを出力できます。さらに、データだけでなく、変数・値ラベルも出力することが可能です。

DDI(Data Documentation Initiative)スキーマ

DDIは社会科学・行動科学・経済科学の分野でオープンかつ国際的で、標準的なデータの説明方法を提供する機関です。DDIスキーマはXMLファイルで表示され、アンケート作成から分析までのサイクルのメタデータを説明できます。Stat/Transferはバージョン3.1の仕様をサポートしており、XMLスキーマと関連する区切り付データファイルの読み込み・書き込みを行います。

DDI(Data Documentation Initiative)コードブック

DDIコードブックは、ファイル交換またはアーカイブ化のための単純な調査データなど、個々のデータセットをドキュメント化するように設計された軽量バージョンのデータです。Stat/Transfer は、これらのファイルを、関連する区切りデータとともに読み取りおよび書き込みます。

dBASE、FoxProと互換性のあるファイル

すべてのバージョンのdBASEとそれに互換性のあるプログラム(例えばFoxpro、Clipper、そしてAlpha Four)のファイルの読み込み・書き込みを行えます。

Epi Info

現行の最新バージョンであるバージョン6までのすべてのバージョンをサポートしています。データファイルがデータ入力画面にアクセスするのに十分な情報を備えているので、利用可能ならば変数ラベルを入力フィールドに表示できます。

EViews

EViewsは経済分析、予測、シミュレーションを行うパッケージソフトウェアです。Stat/Transferは、数値系列および圧縮数値系列を含むすべてのフィールドタイプをサポートします。バージョン6以上のデータの読み込みが可能です。

Excel

Microsoft Excelの全バージョンのファイルの読み込み・書き込みができます。書き込みはバージョン2.1のファイル、Excel97-2003で使用するファイル、そしてExcel2007-2013で使うファイルです。ファイルバージョン5より後の複数シートにわたるワークブックはサポートされています。ワークブックの中から1つのワークシートを選択することもマウスクリック1つで行うことができます。複数のワークシートは出力時に1つのファイルにまとめることができます。

Feather

FeatherRとPythonのための高速で読み込みが可能なデータフレームです。

Gauss(WindowsとUnix)

Gaussの共通形式(ユニバーサルフォーマット)のファイルとWindowsで使用されていた古いバージョンのGauss89の形式の読み込み・書き込みを行います。

Genstat

複数のスプレッドシートを含んだworkbookを圧縮ファイル、非圧縮ファイルのどちらの場合でも読み込みが行えます。また非圧縮ファイルとしてworkbookの書き込みを行います。

gretl

gretlのクロスセクショナルデータファイルの読み込み・書き込みが行えます。

HTML 表(書き込みのみ)

ウェブページで使用するためにHTMLの表を書き出します。読み込みは行いません。

JMP(WindowsとMac)

WindowsとMac、どちらのプラットフォームで作成されたファイルでも読み込めます。バージョン10までのすべてのバージョンと、すべての新しい数字タイプをサポートしています。

JSON-Stat

JSON-STATはテーブル形式データをシンプルかつ軽量に表現できるフォーマットであり、様々な国家機関の統計部門においてデータ公開のために利用されています。Stat/Tranferでは読み込みにのみ対応しています。

LIMDEP

Windows向けLIMDEPのすべてのバージョンにおいてネイティブ内部ファイルの読み込み・書き込みをサポートしています。

Matlab

全てのWindows、Mac、そしてUnixバージョンの読み込み・書き込みを行うことができます。Matlabデータセットに関してはバージョン7よりも後のバージョンの物をサポートしています。

Mineset

このデータ視覚化パッケージ(Silicon Graphics開発、現在のサポートはVero Software)におけるポータブルファイルの読み込み・書き込みを行うことができます。

Minitab

バージョン14までのすべてのMinitabのワークシートを読み込みます。書き込みはバージョン11の形式で行い、最新の日付と日付/時間形式もサポートしています。

Mplus(書き込みのみ・Windows)

Windows版Mplusバージョン6への出力をサポートしています。

NLOGIT

Windows向けNLOGITのすべてのバージョンについて対応しています。

ODBC

対応のODBCドライバを所有または取得することでどのファイル形式についても読み込み・書き込みがおこなえます。これらのドライバはリレーショナルデータベース、例えばOracle、SQL Server、MySQL、Sybase、DB2、Informixおよびフラットファイルデータベース、例えばBtrieveを含んでいます。ODBCの入力または出力ファイル形式を選択すると、OpenやSaveのダイアログボックスが表示されるわけではなく、Stat/Transferはインストールされているデータソースを表示します。パスワードなど何か別の情報が必要な場合、ポップアップで自動的に通知されます。また、SQLを提出して特殊なトランスファーを行うこともできます。
Stat/Transferのコマンドプロセッサはコネクション情報を保存できるので、ODBCトランスファーを自動化できます。

OpenDocument Spreadsheets

スプレッドシート向けのOpenDocument形式は、スプレッドシートのためのISO基準のXML形式ファイルです。これは多くのアプリケーション(OpenOffice.org、LibreOffice、そしてGoogle Docs を含む)でサポートされています。Stat/Transferはこれらすべてのアプリケーションと互換性のあるファイルの読み込み・書き込みを行えます。Excelと同等の実装を兼ね備えており、複数シートのサポート、範囲選択などのオプションもご利用いただけます。

OSIRIS

この古い形式で得られる情報が非常に多いので、Stat/TransferはOSIRISのファイルの読み込み機能を搭載しています。変数と値ラベルはサポートされており、EBCDICまたはASCII形式のどちらであっても自動的にデータを読み込みます。

Paradox

全てのバージョンのParadoxファイルを読み込め、書き込みはバージョン7から9までのファイル形式で行えます。

Quattro Pro

全てのバージョンのQuattro Proをサポートしています。複数ページ存在するワークシートから1枚のページのデータを選択することも行えます。

R

全てのバージョンのRのワークスペースファイルの読み込み・書き込みが行えます。

RATS

RATS(Regression Analysis of Timeseries、時系列回帰分析)は全般的な経済的統計と時系列分析を行うパッケージです。Stat/TransferはRATSバージョン7のファイルを読み込み・書き込みできます。

SAS Data Files(Windows と Unix)

WindowsとUnixをプラットフォームにしているSASのバージョン6から9までのデータファイルについて読み込みと書き込みを行います。バージョン7よりも新しいものはすべての一般的なデータ表示をサポートしています。旧式のコンピュータOS、MS-DOSのファイルは読み込みのみサポートしています。

SAS Program Files

Stat/Transferはテキスト-フィックス形式のASCIIファイルとともに、SASでデータを読み込む際に使用するプログラムファイルを出力できます。対応する読み込み機能は、データの記述に使用され、データライブラリによって配布に使用される最も一般的な言語要素をサポートします。

SAS Value Labels

SPSSやStata向けに値ラベルをエクスポートすることができます。他のパッケージから値ラベルを読み込むためのPROC FORMATプログラムの書き込みができます。これはSASの値ラベルを他のユーザに送りたいが形式のカタログ全てを送りたくない、というときに役立つ機能です。
値ラベルはカタログ、CPORT files、SAS data files、そしてトランスポートファイルから読み取ることができます。

SAS CPORT Files

Windows CPORTファイルはSASバージョンSevenより後のバージョンに限りファイルの読み込みを行います。書き込みはサポートしていません。

SAS Transport Files

これらのファイルはSAS XPORTエンジンで読み込み・書き込みを行え、SAS本体と直接データファイルのやり取りをサポートされていない他のバージョンの間でデータをやり取りするのに利用できます。このファイル形式の大きな利点として、どのバージョンのSASでも読み取り可能なことがあげられます。また、FDA(米食品医薬品局、Food and Drug Administration)に提出するデータの指定形式になっています。

S-Plus (WindowsとUnix)

S-Plusの行列、リスト、そしてデータフレームを読み込むことができます。書き込み形式はデータフレームです。ファイルはWindowsとUnix S-plusバージョンの両方と互換性のある形式で作成されます。

SPSS Data Files

Windows、Mac、そしてUnixプラットフォームを使用するSPSSのネイティブデータファイルを読み込み・書き込みします。これらのファイルの中に存在する機能(例えば値ラベルと変数ラベル)をサポートしています。読み込みは圧縮ファイルと圧縮されていないファイルのどちらでも行えます。出力はデータの容量が最も小さくなるように圧縮されたファイルになります。また、バージョン21の圧縮形式ファイル(*.gsav)の読み込みが行えます。

SPSS Portable Files

Portableファイル形式は古い本体システムからデータを移動させるのに便利な形式です。Stat/Transferはすべての機能(値ラベル、変数ラベル、複数の欠損値など)をサポートしています。

SPSS Syntax Files

ASCII/テキスト-フィックス形式とともに、SPSSでデータを読み込む際に使用する構文ファイルを出力できます。値ラベルとユーザ定義の欠損データを含むすべての機能をサポートしています。対応する読み取り機能は、データの記述に使用され、データライブラリによって配布に使用される最も一般的な言語要素をサポートします。

Stata

Stataのファイルはすべてのプラットフォームで使用可能です(同じファイルをUnix、Windows、そしてMacで使用できます)。Stat/Transferは最新のStataまで対応しており、Stata/SEを含むStataのすべてのファイルを読み込むことができ、StataはStat/Transferが書き込んだファイルをすべて読み込むことができます。Stataのすべての機能(値ラベル、変数ラベル、拡張欠損値、長めの変数名など)はサポートされています。Stata 13で導入された可変長の文字列形式strLも読み込み・書き込みの両方ができます。Stataの制限である80文字をを超える変数ラベルの内容はStataの「notes」に書き込まれます。
Stataの古い形式のファイル(Stata10以前)はオプションとして出力できます。Stataのファイルはメモリに置いて作業されるのでStataのデータセットの容量を小さくとどめることが重要になってきます。Stat/Transferの自動最適化(automatic optimization)の機能でStataファイルの容量を最小にできます。

Statistica (Windows)

Statisticaのバージョン5とバージョン7から14までをサポートしています。また値ラベルと変数ラベルもサポートしています。

SYSTAT

全てのバージョンのSYSTATに互換性のあるファイルの読み込み・書き込みを行うことができます。すべての機能、下付き変数を含む、もサポートされています。

Triple-S

Triple-Sはアンケート分析ソフトウェアの間でデータやメタデータをやり取りするのに使われるオープンスタンダードな形式です。Stat/Transferは最新のXMLバージョン2をサポートしています。

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