データベース連携

EViewsエンタープライズ版ではODBCが利用でき、代表的な商用データベースのデータフォーマットをサポートしています。また、独自のDB構築をサポートする機能も備えています。有料のデータベースを利用する場合は、事前にデータベースのライセンスを各社から購入しておく必要があります。

  • 商用および公共機関のODBCデータベースへのアクセス・クエリの実行が可能です。
  • EViewsのデータベースインタフェースでデータベースのデータを操作できます。個別のデータベースの操作方法や仕様を理解する必要はなく、EViewsのデータベースと同様に操作できます。
  • ユーザ独自のユーザインターフェースを作成し、EViewsから非公開のDBにアクセス・クエリができます
  • 外部アプリケーションからEViewsデータベース・ワークファイルの読み込み・編集が可能です

EViewsから商用・公共データベースに接続できます

データベースプロバイダのアカウントがあれば、Bloomberg、IHS、Fameなどサードパーティのデータベースを検索、クエリ、取り込みがEViews内でシームレスに行えます。
データベースの検索とデータの取り出しは、DBごとに調整された専用のダイアログボックスで行うことができます。データベース検索ダイアログでは、キーワード、検索対象となるマーケット・地域などを細かく指定できます。EViewsの他の機能同様コマンド入力またはプログラミングでのデータ取得も可能です。検索結果画面には、変数名と説明が表示されます。ここでは、変数の名前と観測頻度および単位を確認できます。ダブルクリックすると、系列の詳細情報を確認できます。ドラッグアンドドロップまたはコピーアンドペーストで読み込めます。

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対応している商用データベース

現在サポートしている商用データベースです。各DBの詳細はアイコンクリックして、ご確認ください。

IHS Markit

S&P Global Market Intelligence, Economics and Country Risk®は、あらゆる情報源から入手できる国、地域、業界の経済、金融、政治に関する最も包括的でタイムリーかつ正確な情報を提供します。200 か国以上、約 170 以上のマーケットを網羅した詳細な情報を持つ IHS 経済は、経済状況の監視、分析、解釈を任されている専門家にとって欠かせないリソースです。世界的に有名なアナリストが予測やコンサルティング業務に使用しています。


Bloomberg

The Bloomberg Professional®サービスは、株式、通貨、商品、金融市場、政府および地方債、住宅ローン、指数、保険、法律情報など、多様な現金およびデリバティブ市場の金融専門家にとって強力で柔軟なツールです。The Bloomberg Professional®サービスは、リアルタイムデータ、ニュース、経済分析をシームレスに統合し、230か国/地域にまたがるマクロ経済およびマーケットレベルの時系列データを提供し、800を超える政府およびサードパーティソースからのデータセットを提供します。


CEIC

CEICは200ヶ国以上を網羅する770万以上のマクロ経済と産業に関する統計データを提供しています。


FIS

FIS社の提供するMarketMap Analytic Platform/FAMEは、あらゆる形式の市場データを受け入れ、それを標準化し、理解しやすく管理しやすい方法でユーザに提供します。世界の主要中央銀行、統計機関、投資銀行は、時系列指向のビッグデータセットの管理に MarketMap Analytic Platformを利用しています。


Moody's Analytics

Moody’s Analytics は、国レベルおよび地方レベルの包括的な経済データと予測を提供しています。ヨーロッパの2,000以上の地域と米国のすべての州、大都市圏、郡を含む180以上の国と地域をカバーしています。データベースには5億4,000万件以上の時系列データが収録されています。


DBnomics は、IMF、EuroStat、世界銀行、ECBなどの国内および国際機関から公開されている幅広い経済データへのアクセスを提供します。


Haver Analytics

Haver Analyticsは、マクロ戦略およびリサーチのための時系列履歴データを更新・管理しています。提供されるデータは、日次の市場データから年次経済統計まで多岐にわたります。各国のマクロ経済詳細、金融指標、日次および週次、業界、国際機関、予測および報告が含まれます。


Trading Economics

Trading Economicsは、会員の皆様に196カ国数百万の経済指標に加え、為替レート、株価、指数、債券、商品価格のヒストリカル/ディレイド/ライブクォートへのアクセスを提供しています。

公共データベース

ABS SDMX Database: オーストラリア統計局

Bureau of Economic Analysis: 米国商務省経済分析局

Bureau of Labor Statistics: 米国労働省労働統計局

Deutsche Bundesbasnk SDMX Database: ドイツ連邦銀行

EIA: 米国エネルギー情報局

European Central Bank SDMX Database: 欧州中央銀行

Eurostat SDMX Database: 欧州圏統計局

Insee SDMX Database: フランス国立統計経済研究所

IMF SDMX Database: 国際通貨基金

National Oceanic And Atmospheric Organization: 米国海洋大気局

OECD SDMX Database: 経済協力開発機構

Statistics Canada SDMX Database: カナダ統計局

United Nations SDMX Database: 国際連合

US Census: 米国国勢調査局

World Health Organization: 世界保健機関

WorldBank Database: 世界銀行

オフラインのODBC準拠データベースにも接続できます

EViewsはODBCデータベースのクエリ、インポートに対応しています。ODBCドライバを利用して、Oracle、Microsoft SQL Server、IBM DB2、Sybaseなどの一般的なデータベースに直接接続できます。

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DB接続をカスタマイズし、独自のユーザインターフェースを作成できます

EDX APIは、EViewsから公開または非公開のデータソースへの接続方法をカスタマイズできるプログラミングインターフェースです。このインターフェースを実装した外部データソースをEViewsから開き、EViewsデータベースのように使用できるようになります。外部データベース形式用のデータベース拡張を実装するプログラマーは、EViewsを次のように拡張できます。

  • 外部データベースにどのようなオブジェクトが含まれているかを確認できます。
  • 外部データベースからデータオブジェクトを読み取ることができます。
  • 外部データベースにデータオブジェクトを書き込むことができます。
  • データソース専用に開発されたカスタムグラフィカルインターフェースを使用して、外部データベースの内容を参照できます。
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外部アプリからEViewsデータベース・データファイルを参照・編集できます

EViewsデータベースオブジェクト(EDO)ライブラリは、外部アプリケーションからEViewsデータベースおよび作業ファイル内に格納されているデータオブジェクトへのアクセスを提供します。このライブラリは、EViewsによってエクスポートされたCOMオブジェクトのセットで構成されており、Microsoft.NETやVisual Basic for Applications (VBA)などのさまざまな開発環境で簡単に使用できます。
EDO APIは、EViewsデータベースへの完全な読み取りおよび書き込みアクセスに加え、EViewsワークファイルへの読み取り専用アクセスも提供します。このインターフェースは、観測値とEViewsオブジェクトの属性の両方へのアクセスを提供します。一方、EViews OLEDBインターフェースはデータの読み取りはサポートしますが、書き込み操作やオブジェクト属性へのアクセス権は提供しません。
EViews OLDBドライバについてはこちらをご覧ください。
EDOライブラリは次のEViewsオブジェクトの読み込み・書き込みをサポートします。

  • 数値系列
  • スカラー
  • ベクトル
  • 行列
  • 文字列
  • 文字列ベクトル
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