EViews ユーザ事例 第6回
初心者でも高度な実証分析ができることを目指してEViewsの書籍を出版!(3)

明治学院大学 経済学部 教授 高橋 青天 先生

実践的に誤りのないよう使うことが大切!

【高橋先生】
私も含め、我々はあくまでも計量分析ソフトの使用者であるという立場を確認することが大切だと思います。したがって、関連のある統計量の細かい理論的導出に注意をはらうよりもより実践的に、EViewsを使って得られた種々の統計量をシグナルとして理解し、誤りのないように使うように心がけることが大切だと思います。

―― 最後に先生がご所属されている日本財政学会での最近の研究テーマについて教えてください。

【高橋先生】
最近は、「応用編」で解説したダイナミックパネル分析を県別データに適用し、地方政府の歳出・歳入決定に関する行動を動学的視点から分析するという共同研究を、江川雅司氏(明治学院大学)や宮本由紀氏(名城大学)と行っています。もちろん、EViewsのダイナミックパネル分析機能を使って行うつもりです。

―― 今日は興味深いお話をうかがうことができました。ありがとうございました。

即、実践に結び付くEViews解説書!

EViewsを利用しながら学ぶ実証分析の入門書。「基礎編」は、理論的導出よりEViewsのシミュレーション機能を読者自らが実践することにより、計量分析を理解することに重点が置かれています。「応用編」では実際の実証分析を通して解説されています。

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明治学院大学 白金キャンパス

明治学院大学白金キャンパスは、研究や勉強に打ち込むには最高の環境です。
落ち着いた雰囲気のキャンパスを高橋先生に案内していただきながらお話をうかがいました。

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