Sample Scripts from GB Books
        GB011:  2次元の完全流体
2. 円柱のまわりの流れ(対称配置)
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2.1 Problem descriptor [ pfluid01b.pde ]
まずタイトルを設定します。  従属変数を定義します。ポテンシャル流れの場合には一つのスカラー変数(速度ポテンシャル)のみによって流れがすべて規定されます。  関連するパラメータや数式を定義します。正方形ドメインの各辺は2m、円の半径は0.2mです。  ポテンシャル流れを規定するラプラス方程式を記述します。  BOUNDARIESセクションでは境界形状の規定と同時に境界条件を設定します。外部境界上での境界条件がすべて微係数指定のNatural型であるため、これでは解が一意に決まらないため、Point
              value文によって値を固定している点に注意してください。障害物との境界上では Natural(phi) = 0 という指定になります。  最後に出力すべき情報を規定します。  | 
        
2.2 実行結果
 (1)  Grid(x, y)  | 
        
 (2)  Contour(vm) painted  | 
        
 (3)  Contour(p) painted  | 
        
 (4)  Elevation(p) on
              'obstacle' Report(p1)  | 
        
 (5)  Vector(v) norm  | 
        
 (6)  Vector(v) norm
              zoom(-3*a/2, -3*a/2, 3*a, 3*a)  | 
        

ここでは側壁が平行なチャネル内に断面が円形の障害物を置いたときの流れの様子を分析します。ただし障害物の中心の位置は側壁から等距離にあるものとします。なお重力場の方向はz軸方向である点に注意してください。境界条件としては入口側で流速
              vx0、圧力 p0 を、出口側で流速 vx0 を指定します。







