3Dビューでの視覚化がこれまで以上に堅牢かつユーザーフレンドリーになり、時間と手間を省くことができます。
掘削孔データ(ドリルホール、ボーリングデータ)は地下に関する貴重な情報を提供してくれます。Surferの3Dドリルホールレイヤでは、そのデータをカラフルで分かりやすいグラフィック形式で表示します。さらに、掘削孔データをインポートして3Dビューで表示し、データから接触点(ピック)を作成し、それらの間にサーフェスを作成できます。
地層、層序、地質年代、鉱化層などを確認したい場合もあります。キーワード(岩相名など)またはデータクエリ(SWVやCPTデータなど)に基づいて、ドリルホール内にコンタクトポイントを作成できるようになりました。接触点を作成したら、デフォルトの位置が適切でない場合は編集できます。ポイントが完成したら、データファイルにエクスポートします。そこからデータをグリッド化し、マップに追加することでドリルホールデータからサーフェス(曲面)を確認できます。表層地盤などの地層の可視化がこれまで以上に容易になります。
上位/下位のキーワードまたはクエリに基づいて接触点を定義します。これらの接触点をグリッディング用のデータファイルにエクスポートし、3Dビューでサーフェスを表示します。
一意の値を持つベースシンボルは、特定の属性に基づいてベースレイヤオブジェクトに描画プロパティ(塗りつぶし、線、シンボルなど)を適用できる強力な方法です。ベースレイヤを視覚的に明確にすることで、マップから最大限の情報を得ることができます。このシンボルの凡例がさらに改善されました。
選択した属性が明確でない場合は、一意の値に名前を付けることができます。
下記サンプルでは、塗りつぶしの周囲に線が表示されて表示されるようになりました。線とシンボルのサンプルのサイズを調整できます。そして何より素晴らしいのは、実際にマップに適用されているプロパティとして1列に表示されることです。凡例をこれほど簡単に美しく表示できたことはかつてありませんでした。
凡例に一意の値のシンボルを表示する新しい機能を活用して、凡例を明確かつ簡潔に表示します。
岩質名・岩相名などのテキストキーワードに基づいて、3Dドリルホールのインターバルに色を適用します。これにより、3Dドリルホールの地層、鉱物含有量、変質帯、累層を素早く視覚化できます。
表にインターバルのテキストキーワードを含めて、他のドリルホールデータとともにロードするだけです。テキストキーワードに基づいて、インターバルに色を適用します。キーワードの凡例を作成したり、凡例に表示される順序を変更したり、凡例にテキストキーワード以外のものを表示したい場合はキーワードの名前を変更したりすることもできます (例: SST → 砂岩)。
3Dドリルホール内のテキストキーワード (岩質・岩相など) に基づいて色を表示し、対応する色と名前で凡例を作成します。
3Dビューで3Dグリッドに等値線スライスを追加します。これにより、特定の平面 (切り取った平面やボリュームレンダリングの端など) に沿って等高線を表示したり、3Dグリッドを介して任意の方向に等高線を表示したりすることができます。等値線ラベル、対数の等高線間隔、LVLファイルの保存/読み込みなど、2Dビューと同様にフレキシブルにカスタマイズ可能な等高線プロパティを使用して、表示したい等高線だけを作成します。
これにより、複数の視覚化機能によるモデルを作成できます。1つの3Dグリッドからの汚染物質のプルーム濃度をボリュームレンダリングまたは等値面としてモデル化し、別の3Dグリッドからの透水係数を等値線スライスとしてモデル化します。表現の選択肢は無限にあります。
3Dグリッドに等値線スライスを作成します。等値面と合わせることで視覚化の表現が広がります。