logo

メールマガジン登録

最新情報をお届けします

Surferの新機能(2025年)

2025年にリリースされたSurferの主な新機能をご紹介いたします。
メンテナンスご契約中/1年ライセンスご所有の方は、無料で最新バージョンをダウンロードいただけます。

2025年9月 最新バージョンSurfer30がリリースされました!

Surfer30の新機能

3Dドリルホール可視化

3Dビューでの視覚化がこれまで以上に堅牢かつユーザーフレンドリーになり、時間と手間を省くことができます。

3Dドリルホールデータから接触点を作成、編集、エクスポートする

掘削孔データ(ドリルホールボーリングデータ)は地下に関する貴重な情報を提供してくれます。Surferの3Dドリルホールレイヤでは、そのデータをカラフルで分かりやすいグラフィック形式で表示します。さらに、掘削孔データをインポートして3Dビューで表示し、データから接触点ピック)を作成し、それらの間にサーフェスを作成できます。

地層、層序、地質年代、鉱化層などを確認したい場合もあります。キーワード(岩相名など)またはデータクエリ(SWVやCPTデータなど)に基づいて、ドリルホール内にコンタクトポイントを作成できるようになりました。接触点を作成したら、デフォルトの位置が適切でない場合は編集できます。ポイントが完成したら、データファイルにエクスポートします。そこからデータをグリッド化し、マップに追加することでドリルホールデータからサーフェス(曲面)を確認できます。表層地盤などの地層の可視化がこれまで以上に容易になります。

ドリルホールデータから接触点を作成

上位/下位のキーワードまたはクエリに基づいて接触点を定義します。これらの接触点をグリッディング用のデータファイルにエクスポートし、3Dビューでサーフェスを表示します。

複数の光源

モデルを照らす光源を最大4つ追加できます。サーフェス(曲面)とドリルホール(掘削穴)、どちらか一方だけを強調することを選ばなければならない必要はなく、両方を強調できます。光源を追加できるだけでなく、点光源と指向性光源を選択できます。モデル内の特定のポイント(XYZ座標)に光を当てたり、特定の方向(方位角と高度)から光を当てたりできます。3Dモデルをクリアに照らし出すことができるため、モデルの内容、傾き、回転に関係なく、モデル全体をはっきりと見ることができます。

3Dモデルの視認性を向上

最大4つの異なる光源を追加して、モデルを明るく見やすくなります。

レイヤの名前を変更

3Dビューでレイヤ名を変更できるようになりました。これは、3Dグリッドを使用して複数の画像やコンターのスライスを作成するときに特に便利です。コンテンツウィンドウでどのレイヤが必要なのかを推測したり、一つ一つクリックしたりする手間が省けます。レイヤ名を一意に識別できるように変更すれば、マップの構成要素を整理でき、すぐに目的のレイヤを選択できます。

レイヤ名変更

3Dビューのコンテンツウィンドウでレイヤの名前を変更すると、どの項目がどのレイヤであるかを簡単に識別できるようになります。

Voxlerからカラーマップファイル(*.CLR)を読み込む

VoxlerユーザがSurferで3Dモデルを再作成したり、SurferとVoxlerで同じカラースキームを使用したい場合、SurferでVoxler形式のCLRファイルをカラーマップとして読み込めるようになりました。これまで必要だった、時間のかかるカラーマップの手動変換の手順が不要になりました。視覚化において、複数のプログラム間で効果的かつ一貫性のある色彩表現を実現し、理解しやすさを向上させます。

VoxlerのCLRファイルをカラーマップとして読み込む

VoxlerからSurferプロジェクトへカスタムカラーマップを簡単にロードできます。

その他

個別の値を持つ凡例のベースシンボル

一意の値を持つベースシンボルは、特定の属性に基づいてベースレイヤオブジェクトに描画プロパティ(塗りつぶし、線、シンボルなど)を適用できる強力な方法です。ベースレイヤを視覚的に明確にすることで、マップから最大限の情報を得ることができます。このシンボルの凡例がさらに改善されました。

選択した属性が明確でない場合は、一意の値に名前を付けることができます。
下記サンプルでは、塗りつぶしの周囲に線が表示されて表示されるようになりました。線とシンボルのサンプルのサイズを調整できます。そして何より素晴らしいのは、実際にマップに適用されているプロパティとして1列に表示されることです。凡例をこれほど簡単に美しく表示できたことはかつてありませんでした。

実際のマップ上でのシンボルのように表示

凡例に一意の値のシンボルを表示する新しい機能を活用して、凡例を明確かつ簡潔に表示します。

Surfer29の新機能

Googleマップから直接ダウンロード

Googleマップは、OpenStreetMapsなどの他のXYZ Tiles(地図タイル)サーバとともに、Base from Server機能に統合されました。フィールドエリアの画像をダウンロードするために適切なサーバを探す必要はもうありません。マップに座標系を割り当て、クリックしてサーバからベースマップをダウンロードし、Googleサーバの1つを選択するだけです。世界の地図画像が高品質ですぐにダウンロードできます。

Google Mapをインポート

サーバの中からGoogleマップよりベースレイヤをダウンロードすることを選択します。

グーグルマップをインポート

例:日本銀行本店 上から見ると「円」という字に見えることがよくわかります

 

3Dビュー:ドリルホールキーワード

岩質名・岩相名などのテキストキーワードに基づいて、3Dドリルホールのインターバルに色を適用します。これにより、3Dドリルホールの地層、鉱物含有量、変質帯、累層を素早く視覚化できます。

表にインターバルのテキストキーワードを含めて、他のドリルホールデータとともにロードするだけです。テキストキーワードに基づいて、インターバルに色を適用します。キーワードの凡例を作成したり、凡例に表示される順序を変更したり、凡例にテキストキーワード以外のものを表示したい場合はキーワードの名前を変更したりすることもできます (例: SST → 砂岩)。

ドリルホールに色を適用

3Dドリルホール内のテキストキーワード (岩質・岩相など) に基づいて色を表示し、対応する色と名前で凡例を作成します。

3Dビュー:等値線スライス

3Dビューで3Dグリッドに等値線スライスを追加します。これにより、特定の平面 (切り取った平面やボリュームレンダリングの端など) に沿って等高線を表示したり、3Dグリッドを介して任意の方向に等高線を表示したりすることができます。等値線ラベル、対数の等高線間隔、LVLファイルの保存/読み込みなど、2Dビューと同様にフレキシブルにカスタマイズ可能な等高線プロパティを使用して、表示したい等高線だけを作成します。

これにより、複数の視覚化機能によるモデルを作成できます。1つの3Dグリッドからの汚染物質のプルーム濃度をボリュームレンダリングまたは等値面としてモデル化し、別の3Dグリッドからの透水係数を等値線スライスとしてモデル化します。表現の選択肢は無限にあります。

コンタースライス

3Dグリッドに等値線スライスを作成します。等値面と合わせることで視覚化の表現が広がります。

リンクテキスト

テキストオブジェクトをリンクさせて、日付、ファイル名・ファイルパス、ワークシート内の特定のセルの内容などの指定したテキストを表示します。

これにより、Excelファイル内のセルの内容にテキストを簡単にリンクしたり、プロジェクトが編集された日付を挿入したり、ファイルパスとファイル名を挿入して情報が分からなくならないようにできます。変更があった場合は、テキストを簡単に更新でき、表示が自動的に更新されます。

リンクテキスト リンクテキスト

タイトルブロックと図にテキストを挿入すると、日付・データファイルのセルの内容・ファイル名またはファイルパスが自動的に含まれます。1回のクリックですぐにテキストを更新できます。

その他

3Dビューの改善

  1. ドリルホール、カラースケール、ボリュームレンダリングの再描画が高速化されました
  2. 大きなグリッドの読み込み速度を向上しました
  3. 2Dプロットでレイヤをオン/オフにするときに設定を記憶するようになりました
  4.     

過去にリリースされたSurferの主な新機能はこちら

Surferの新機能(2024年)

Surferの新機能(2023年)

page_top_icon