QTTワークシート

QTT(Questions - Themes - Theories)ワークシートは、MAXQDAでの分析をレポートにまとめる橋渡しを行います。

QTT
  • 研究の問いやテーマをワークシートごとに設定し、関連するコード付きセグメントやメモ、図表、サマリーを1か所にまとめ、結論やさらなる疑問などを総括することができます
  • ワークシートは問いやテーマごとに作成できるので、さらに深い問いや別視点のテーマのワークシートを新たに作成し、研究を進めていくことができます
  • ワークシートの内容は、まとめてWord形式にエクスポートすることができます

ワークシートの作成

  • まずはワークシートを作成します
  • ワークシートは、研究のテーマ・問いごとに作成することができます

  1. 分析タブからQTTを開きます。
    QTT
  2. 「ワークシートを作成する」をクリックします。
    QTT
  3. ワークシートの名前、主題、研究の問いを入力し、OKをクリックします。
    QTT
  4. ワークシートが作成されます。

インターフェース

  • QTTのインターフェースは、下記のように複数のシートから構成されています
  • 上部のアイコンから、ワークシートの新規作成、切り替え、削除、エクスポートが可能です
  • 各シートの下には自由にテキストを入力できる欄があり、考察などを記入できます
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主題・問いの編集

ワークシート作成時に入力したワークシートのタイイトルと、主題・研究の問いが表示されます。クリックすると鉛筆アイコンが表示され、テキストを編集することができます。

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シートの操作

ワークシートは、複数のシートから構成されています。「コードとテーマ」「重要なセグメント」「サマリー表」など、要素ごとにシートが分かれています。各シートにそれぞれの要素を集めていきます。

タブをドラッグ&ドロップしてシートの順番を入れ替えることができます。

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右クリックメニューから、シートの内容の一括コピーと全削除が可能です。

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自由記入欄

シートに要素を追加すると、各シートの下に自由にテキストを入力できるようになります。また、iconをクリックすると日時と記録者が自動挿入されます。考察やまとめ、分析の記録などご自由にご記入ください。

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要素の追加

  • 研究の問いに関連する要素をシートに集めて、分析をまとめます
  • データを修正して要素の内容を変更しても、シートの内容は自動的に修正されず、保持されます
QTT

シートには、下記の要素を追加することができます。

  • コード
  • コード付きセグメント
  • メモ
  • 図解ツールで作成した図表
  • コンセプトマップ(MAXMaps)
  • サマリー表

ワンポイントアドバイス

シートから各要素の内容の編集は行えません。また、データを修正して要素の内容を変更しても、シートの内容は自動的に修されず、保持されます。更新した要素もシートに含める場合は、再度シートに追加します。


追加方法A

シートの「要素を追加する」ボタンをクリックします。要素の一覧が開きます。追加したい要素にチェックを入れ、OKをクリックします。

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追加方法B

各分析ウィンドウ(メモの一覧表、図解ツールなど)にあるiconQTTワークシートに送信するアイコンをクリックします。

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追加方法C

Important Segmentsシートに、コード付きセグメントを直接ドラッグ&ドロップします。

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追加方法D

コート付きセグメントの一覧表や検索済みセグメントでコードを右クリックし、「QTTワークシートに送信する」を選択します。

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統合シート

ワークシートやプロジェクト全体に関する仮説や考察、理論などを自由に記入するシートです。

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要素のコピー・削除・並び替え

  • 各要素の内容のコピーと削除・並び替えができます
  • 各要素の削除と並び替えの方法について説明します
  • コード付きセグメントの一覧表を開くことができます

コピー・削除

各要素の右クリックメニューから、下記の操作が可能です。

コピーする
要素の内容をコピーします。Wordファイルなど、貼りつけ先でペーストの操作を行ってください。
Remove from Worksheet
シートから要素を削除します。
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並び替え

ドラッグ&ドロップで要素を並び替えることができます。

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コード付きセグメントの一覧表を開く

Related Codes & Themesシートでリンクをクリックすると、コード付きセグメントの一覧表を開くことができます。

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ワークシートのエクスポート

  • ワークシートの内容をWord形式に書き出すことができます
  • 「Export Worksheet」アイコンから、ワークシートの内容(全てのシートの内容)をWord形式に書き出します。
  • 1つのシートのみを書き出す場合は、まずタブを右クリックして「コンテンツをコピーする」を選択します。次にWordを起動し、貼りつけを行います。
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活用事例

  • MAXQDAを授業に導入する場合、演習や課題の提出に便利です
  • 講師は、課題提出用のQTTシートを設定したプロジェクトファイルを生徒に配布します。QTTシートには、課題の内容や連絡事項(提出期限や提出方法)を記入します。
  • 生徒は回答をQTTシートに送信してWordファイルにエクスポートし、講師に提出します。
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