MAXQDA 24の新機能

 

MAXQDA 24新機能

AIの力で質的データ分析を効率化! テキストデータの要約作成やコード・サブコードの提案、音声・動画の自動文字起こしなどの新機能が追加されました。分析を幅広く強力にサポートします!

AIアシスト

AIが自動でテキストの要約作成やコード・サブコードの提案を行います。ChatGPTで有名なOpenAIとのコラボレーションです。分析の効率化・高速化に役立ちます。

無料版 / プレミアム版

無料版:利用制限のある無料版で、どなたでもご利用いただけます。1日に約10ページ分のテキストを分析できます。

プレミアム版:利用制限のない有償版です。

AIアシスト

AIアシストでできること

日本語を含む11言語に対応しています。出力する結果の長さ、言語、形式をカスタマイズできます。

  • 範囲選択したテキストの要約:文書中の任意のテキストの要約を作成し、メモとして保存します。
  • コードの提案:文書中の任意のテキストに対してコードの候補を提案します。
  • サブコードの提案:既存のコードに対して、そのコードが付与されているセグメントの内容を元にサブコードの候補を提案します。
  • コード付きセグメントの要約:任意のコード付きセグメントの要約を作成し、コードコメントとして保存します。
  • コーディング結果の要約:各文書のコーディング結果や各コードのコーディング結果を要約します。

MAXQDAトランスクリプション(自動文字起こし)

待望の自動文字起こし機能が登場! MAXQDAのWebサイトに音声・動画をアップロードすると、文字起こしされたWordファイルをダウンロードできます。

無料お試し:1人につき60分までの音声・動画ファイルでお試しいただけます。

有料版:60分を越える分は追加購入が必要です。

MAXQDAトランスクリプション

MAXQDAトランスクリプションの特徴

  • 多言語対応:日本語を含む45言語に対応しています。
  • 書き起こしのカスタマイズ:単語、フレーズ、複雑な発音のリストを追加して、文字起こしの品質を高められます。
  • MAXQDAへスムーズにインポート:文字起こしされたWordファイルにはタイムスタンプが含まれ、音声・動画ファイルとリンクさせてMAXQDAへインポートできます。
  • 話者の識別:各話者を識別してタグ付けします。これにより、グループ全体だけでなく、個別の話者ごとの分析も可能になります。
  • GDPRコンプライアンス:アップロードされたファイルは、GDPR(EU一般データ保護規則)に準拠したサーバにのみ保存されます。お客様のデータは音声認識のみに使用され、他の目的で使用されたり、他の人と共有されたりすることはありません。
  • データの削除:アップロードされた音声・動画ファイルは、文字起こし完了後すぐにサーバから削除されます。またお客様が文字起こしされたファイルをダウンロードすると、そのファイルはサーバから自動的に削除されます。

文書や時間を横断してトレンドを探索

コード、単語、カテゴリの生起を可視化します。グラフに表示する要素の変更やフィルタリング、元データの確認などを簡単に行うことができ、インタラクティブにトレンドを探索できます。

コードトレンド

1つの文書に対しては、コードの出現頻度の時間変化を可視化します。複数の文書に対しては、文書間のコードの出現頻度の違いを可視化します。プロットをダブルクリックすると、そのコードが付与されたセグメントの一覧表を確認でき、データを深く掘り下げるのに役立ちます。

コードトレンド

ワードトレンド

旧バージョンMAXQDA 2022では、1つの文書に対してのみ単語の出現頻度を調べることが可能でした。MAXQDA 24では、複数の文書に対して単語の出現頻度の違いを可視化できるようになりました。この機能により、時間の経過に伴う話題や言語ニュアンスの変遷を簡単に調べることができます。

ワードトレンド

カテゴリートレンド

ユーザ定義の辞書(検索単語をカテゴリーごとにまとめたもの)を使用して、各カテゴリーに含まれる単語の出現頻度を調べます。1つの文書または複数の文書に対して実行できます。たとえばこの図のように、徒然草の中に登場する季語(特に動物)の出現頻度の時間変化を調べることができます。

カテゴリートレンド

新しいユーザインターフェース

より使いやすく洗練されたデザインに生まれ変わりました。ダークモード/ライトモードの切り替えも可能です。

GUI

表示ウィンドウの管理

MAXQDAのメイン画面は4つのウィンドウに分かれています。ウィンドウのレイアウトをボタン一つで切り替えできます。また、最小化したウィンドウを再度開く際は、画面下部のステータスバーのアイコンをクリックします。

ステータスバー

フィルタリングした文書とコードに対して素早く操作

「アクティブ化」機能でフィルタリングした文書とコードに対するオプション機能のアイコンが、文書ブラウザウィンドウとコードシステムウィンドウに配置されました。これらのアイコンは文書とコードがアクティブ化されているときのみ表示されます。

アクティブ化

コーディングされたセグメントに対して素早く分析

検索済セグメントウィンドウに新しいアイコンが追加されました。アクティブ化した文書内にある、アクティブ化したコードが付与されたセグメントを検索します。さらに、「コードAがコードBの中にあるセグメントを検索する」といった高度な検索も可能です。

コーディングクエリ

コード、コメント、パラフレーズ、文書に使用できる文字数が増加

ユーザ様からのご要望にお応えして、より多くの文字数に対応しました。

項目 MAXQDA 24での対応文字数 旧バージョンでの対応文字数
コード名 127 63
パラフレーズ 512 256
コメント 512 256
文書名 127 63

新機能・拡張機能一覧

その他にも沢山の新機能や機能拡張が追加されています。

一般

  • 文書システムとコードシステム:アイコンが新しくなりました。文書システムでは新規文書や文書グループの追加が、コードシステムでは新規コードの追加が簡単になりました。 文書システムとコードシステム
  • 内部リンク:文書ブラウザ上でテキストセグメントをコピーすると、その文書の情報も一緒にコピーされます。貼り付けるとダイナミックリンクとして機能します。これにより元データを素早く参照することができ、データの追跡と管理に役立ちます。 内部リンク
  • 検索:文書システム、文書ブラウザ、コードシステム内で直接検索ができるようになりました。検索
  • 一覧表:デザインを一新し、よく使われる機能のアイコンを追加しました。一覧表

文書

  • 文書グループ:文書グループの複製が右クリックメニューに追加されました。文書グループ
  • 文書の色:コードと同様に、文書にも色を設定できるようになりました。文書の特徴や属性を表すのに便利です。

図解ツール

  • コードクラウド:サブコードを集約して計算するオプションが追加されました。
  • コード間関係ブラウザ:アクティブ化されたコード同士の関係を調べる際に、アクティブ化していない親コードが除外されるようになりました。
  • MAXMaps:MAXMaps内の画像は、外部リンクではなく、マップ自体に埋め込まれて保存されるようになりました。MAXMapsのオプション設定で埋め込み画像のサイズを制限できます。
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