クロス集計表

このページでは、MAXQDA Statsでのクロス集計表の作成方法を解説しています。


クロス集計表書の作成

変数はいくつかの方法で選択できます:

  • 変数をダブルクリックする
  • ウィンドウ右の変数をドラッグアンドドロップする
  • Ctrl/Cmdキーを押しながら、マウスで1つまたは複数の変数を選択し、右側ペインにドラッグするか、中央になる青色の矢印をクリックします。
クロス表の作成

コードの統合

ドキュメントごとにコードの頻度を統合するには、「コード」タブに切り替えて、希望するコードを選択します(このオプションはMAXQDA StatsがMAXQDAのプロジェクト内で起動された場合に限ります)。


結果表

  • OKをクリックして、行と列の組み合わせのクロス集計表計算します
辞書の複製、削除

上記の図のように選択すると4つのクロス表が作成されます。結果表が表示され、青色の矢印とウィンドウトップのドロップダウンメニューで表示を切り替えることができます。表示されている変数の組み合わせについて、有効な値と欠損値が右上に表示されます。

表示する値を選択する

  • クロス表のセルに表示される数値は、変数値の各組合せの絶対度数です。このセルの値は次のように変更できます
辞書の統合
  1. 相対度数 - 全ての有効な値に対するパーセンテージ
  2. 行のパーセンテージ - 行合計に対するパーセンテージ
  3. 列のパーセンテージ - 列合計に対するパーセンテージ
  4. 期待度数 – 両方の変数が独立である場合の期待度数
  5. 残差 - 観測された絶対度数と期待値の差。残差が正の場合は、期待度数より関連があります。
  6. 標準化残差 – より良い比較結果を得るため、期待度数の平方根で残差を割ります。標準化された残差の大きさは、特定のセルのカイ二乗値の平方根に対応します。
  7. 修正済み標準化残差 - 主変度数をもとに調整した標準化残差

標準化残差の高いセルをハイライトする

標準化残差を利用して表の解釈をすることが可能です。これは2つの変数が独立しているという仮定により、標準化残差が漸近的に正規分布しているためです。したがって、標準化残差が2より大きいまたは、-2より小さい場合、セルの観測数が想定より小さいことを意味します。大きさは2.6を超えるような場合も同様です。
「残差の大きいセルをハイライト」をクリックします。MAXQDA Statsが標準化残差が2を超えるセルを青に、-2を下回るセルを赤にハイライトします。大きさが2.6を超えるセルがあれば、それらはより暗い色で表示されます。

Excelで辞書を作成

表の並び替えと列のカスタム

表は列のヘッダをクリックして並び替えることができます、最初のクリックで昇順、もう一度クリックすると降順になります。さらにクリックすることで元の並び方に戻ります。

ワンポイントアドバイス

表の行を移動することも可能です。行をクリックして、希望する位置にドラッグアンドドロップします。この機能はハイライトされた行でも可能です。合計と欠損値を表示している行は移動できません。

列の幅はマウスで調整できます、列の位置は列のヘッダをクリックしてマウスで希望の位置にドラッグすることで移動します。


行または列の削除

結果表をアクティブにして、1つ以上の行を削除します。例えば、選択した変数の結果を制限してみます。行を右クリックしてDeleteを選択します。Ctrl/Cmdキーを押しながら複数の行を選ぶこともできます。

行・列の削除

表から列を削除するには、ヘッダを右クリックしてDeleteを選択します。行・列が削除されると、表は自動的に更新されます。


値を統合する

このインタラクティブな表では複数の値を統合できます:

  1. Ctrl/Cmdキーを押しながら、マウスで2つ以上の行をハイライトします。
  2. 選択したものを右クリックして「値をマージ」を選択します。
  3. 値の統合

同様に列も統合できます:

  1. 列のヘッダを右クリックして、「値をマージ」を選択します。
  2. クロス表の他の列を含むポップアップが表れます。そのうちの1つのクリックして、右クリックした列と統合します。
  3. 列・行の統合後には、表は自動的に更新されます。

ドキュメントセットとしてドキュメントを保存する

MAXQDAプロジェクトのデータでMAXQDA Statsが起動されていると、セル内の度数はドキュメントの変数に対応します。このドキュメントはMAXQDAドキュメントセットとして保存できます:行の上で右クリックしてSave as document setを選択します。

値の統合

まず、MAXQDAはこのようなドキュメントセットをバックグラウンドで保存します。Statsを閉じると、分析で作成されたすべてのドキュメントセットが表示されますので、MAXQDAプロジェクトに移動したいドキュメントセットを選択します。

値の統合

ワンポイントアドバイス

保存されたドキュメントセットの数はMAXQDA Statsのステータスバーに常に表示されます。ステータスバーをクリックして新しいウィンドウを開くと、削除したドキュメントセットを確認できます。

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