MQIC 2024レポート

MQIC - MAXQDA International Conference

2024年2月28日~3月1日に、MAXQDAの国際会議がベルリンで開催されました。MAXQDAの便利な使い方を学べるワークショップや、研究へのAI活用のシンポジウムなど、魅力的なイベントが盛りだくさんでした。

MQICの後にはMAXQDA開発元VERBI社を訪問し、日本のユーザ様からのリクエストを直接伝えてきました。

当社からはテクニカルサポートスタッフ2名が参加しました。現地の様子をご報告します!

本記事は、当社のXアカウントで投稿した内容をWebページ化したものです。

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MAXQDAの妖精
まっきゅすクン

1日目 朝

MAXQDAの国際会議始まりました!1日目はワークショップとポスターセッションです。ワークショップでは最新機能AIアシストの便利な使い方と利用上の注意点を学びました。参加者からのたくさんの質問で盛り上がりました!お昼ご飯も美味しかったです😋

会場外観
会場案内
AIアシストワークショップ
ランチ

1日目 昼

ベルリンの街並みもすてきです。歴史のある建物が多く、少し散歩するだけでも楽しいです。しかし寒いです。

教会
ベルリンテレビ塔
博物館

1日目 夜

ポスターセッションが終わりました。様々な分野の方が、自身の研究でMAXQDAをどのように活用しているかを発表しました。MAXQDAの画面の画像をそのまま貼って、分析結果を示している方が多いのが印象的でした。手軽で簡潔で良いですね!

写真はMAXQDA公式Xアカウント(開発元VERBI社)より引用

ポスターセッション
ポスターセッション
ポスターセッション
ポスターセッション

ポスターが公開されました!

2日目 朝(その1)

参加者にはMAXQDAオリジナルグッズが配られています。トートバッグ、ノート、ペン、付箋📝どれもかわいいです😊

ノベルティ

2日目 朝(その2)

2日目の開会の挨拶です。今回のMQICは25ヵ国から120人が参加しているとのこと!全員集合すると熱気がすごいです。久々の対面のイベントということで皆さん嬉しそうです。ちなみに、オンラインイベントMAXDAYSも今年の秋に開催するそうです✨

開会の挨拶

2日目 昼(その1)

2日目と3日目はSpotlight Sessionがありました。23ものテーマの中から最大4つ受講できるのですが、どれも魅力的で迷いました。ドイツ語のコースも!講師はMAXQDA Trainerの方々です。質的データ分析の本の著者もいらっしゃり、突然サイン会が始まることもありました🥳

Spotlight Sessionスケジュール
書籍販売

Spotlight Sessionでの配布資料が公開されました!

下記ページにて各セッションのタイトルをクリックすると、資料をダウンロードできます。


2日目 昼(その2)

(ちょっと休憩)
会場はHaus der Wirtschaftというところです。1階のホールで全体の集まりを、1, 2階の各教室でワークショップやセッションをします。建物中央の円い部分は螺旋階段です。アンモナイトの化石を発見しました!🐚⛏

会場外観
フロアマップ
螺旋階段
アンモナイトの化石

2日目 昼(その3)

2日目の午後はシンポジウムです。テーマはOpportunities and Challenges of AI in Reserch! MAXQDAの発明者、開発マネージャ、MAXQDA Trainerが登壇しました。参加者からは期待や懸念など様々な声がありました。AIの特徴を理解したうえで、どう活用するかが大事ですね。

シンポジウム

2日目 夜(その1)

2日目の締めはSpecial Event! Futuriumというミュージアムを訪問しました。気候変動、食糧問題、人間とAI…などのテーマについて考えさせる展示でした。最新の科学技術の紹介コーナーもありました。見学の後はレストランで懇親会🍴野菜中心のヘルシーメニューでした。

写真はMAXQDA公式Xアカウント(開発元VERBI社)より引用

Futurium
懇親会

2日目 夜(その2)

そういえば、Futuriumでは日本のロボットが働いていました!受付にペッパーくん、人とAIのコーナーにアザラシ型ロボットのパロがいました。パロはたくさんの人に抱っこされて撫で回されていました。思わぬところで懐かしさを感じました。


2日目 夜(その3)

ベルリンは常に車の交通量が多く驚きました。しかし不思議と渋滞は見かけません。車はベンツ、アウディ、BMWが多く流石ドイツ!という感じです。日本車もときどき見かけます。トヨタが多い気がします。動画の左上に映り込んでいるピンク色のものはタコのぬいぐるみです。
(Futuriumに向かうバス内にて撮影)

Futuriumに向かうバスにて

3日目 朝

3日目の午前はDr. Stefan Rädikerによるプレゼンテーション “Transforming Qualitative Research: AI-Assisted Analysis with MAXQDA”を聴きました。質的データ分析のスペシャリストであり、MAXQDA Trainerでもある彼の協力を得てAIアシストが開発されました。

AIアシストプレゼンテーション
AIアシストプレゼンテーション
AIアシストプレゼンテーション
AIアシストプレゼンテーション

3日目 昼

3日目の午後はFarewell Lunchに参加しました。MAXQDAの開発者であるDr. Udo Kuckartzとお会いしました。質的データ分析界のレジェンドと直接お話できて感激です✨彼の著書は佐藤郁哉先生が日本語に翻訳しています。読んだことがある方も多いのではないでしょうか?

分析法

MAXQDAの関連書籍紹介はこちら


3日目 夜

お世話になった方々への挨拶を終え、さて帰るか…と思っていたところにサプライズが!運営メンバーと、講演やワークショップ等を担当したMAXQDA Trainerとの打ち上げに招待していただきました🎉錚々たるメンバーに囲まれて緊張しましたが、皆さん気さくで楽しかったです!

打ち上げにて
打ち上げにて
打ち上げにて

MQIC 2024の翌週 MAXQDA開発元VERBI社訪問

ドイツは朝の9時半です。これからMAXQDAの開発元、VERBI社のメンバーとのミーティングです!日本のユーザ様のご要望をしっかり伝えてきます。
オフィスはベルリン中央駅近くの川沿いにあります。目の前に路面電車の線路があります。自転車通勤の人も多いです。

ベルリン中央駅から徒歩でオフィスへ
オフィス前の通り
オフィス入り口

こんなリクエストをしました

  • AIアシストによる参考文献の提案
  • 画像から文字を自動で読み取るOCR機能(手書きのアンケート等に)
  • 参考文献リスト作成のためのテンプレート登録機能
  • MAXQDA文字起こし実行後の言語設定表示、キャンセルボタン …その他多数

まとめ

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MQICはMAXQDAのユーザとトレーナー、開発者が深く交流できるイベントでした。MAXQDAというツールを軸に様々な分野の研究者が集まることで、「質的分析でこんなことに困っていて…」「私はこうやって解決しています」「こんな方法もあるのでは」という実践的な学びができるのが良い点です。今回学んだことを日本の皆様に還元できるよう、テクニカルサポートの充実に努めます!

MAXQDAの開発元は、ユーザ様からのリクエストを素早く取り入れた製品開発を行っています。ますます進化するMAXQDAにご期待ください。引き続きご意見・ご要望もお待ちしています!

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