ユーザ管理 管理者の操作

ユーザ名とパスワードによって、プロジェクトファイルの閲覧や編集に制限をかける機能を紹介します。

管理者の操作

ユーザ管理の手順

  1. 管理者のユーザ名を設定します。
  2. プロジェクトファイルにパスワードを設定します。以降、管理者はこのユーザ名とパスワードでファイルを開きます。
  3. ユーザに許可する操作を、レベルごとに設定します。
  4. 各レベルにユーザを登録し、初期パスワードを設定します。
  5. ユーザ名と初期パスワードを、ユーザに通知します。
  6. ユーザは、初回のみ初期パスワードを使ってファイルを開きます。2回目以降は、ユーザパスワード(各自が設定したパスワード)を使用してファイルを開きます。

ユーザ名とパスワード設定

  • MAXQDAの起動画面でユーザ名を設定します
  • プロジェクトファイルにパスワードを設定します
  • ファイルにパスワードを設定したユーザが、プロジェクトファイルの管理者となります

ユーザ名の登録と変更

MAXQDAを起動し、「ユーザ」欄に入力します。

管理者の操作

パスワードの設定

  1. プロジェクトファイルにパスワードを設定するには、ホームタブから「チーム作業>ユーザ管理をアクティブ化する」を選択します。
    管理者の操作
  2. パスワードとパスワードの確認を入力して「OK」をクリックします。
    管理者の操作
  3. パスワードを設定したユーザが、プロジェクトファイルの管理者となります。管理者は、パスワードの変更や解除、ユーザの追加など、管理についてすべての権限を持ちます。

レベルごとに操作権限を設定

  • 管理者(Admin)は、ユーザ管理とファイル操作に関するすべての権限を持ちます
  • 操作権限のレベルを3段階で設定することができます
  • レベルごとに、操作を許可する機能・禁止する機能を設定することができます
管理者の操作

icon管理者(Admin)に、ユーザ名「lightstone」が登録されています。レベル1のユーザは、ユーザの追加、プロジェクトのマージ、外部文書の埋め込み操作ができないように設定されています。


操作権限の設定

操作権限のレベルは、レベル1からレベル3まであります。左欄のレベルをクリックすると、右に各レベルで許可・禁止されている操作の一覧が表示されます。
各レベルに登録されたユーザは、iconが表示されている操作を行うことができます。iconをクリックするとiconに変わり、「操作権限なし」に設定されます

ユーザの登録と削除

  • 各レベルに、プロジェクトファイルへのアクセスを許可するユーザを追加します
  • ユーザは、レベルごとに設定した操作制限を受けます
  • 管理者(Admin)に、自分以外のユーザを追加することもできます

ユーザの追加

各レベルにユーザを追加するには、 iconユーザの追加をクリックし、ユーザ名を設定します。必要に応じて「名前」欄に氏名、「コメント」欄にユーザに関する事項を入力します。

管理者の操作

ワンポイントアドバイス

ユーザ名には日本語入力が可能です。全角文字と半角文字を区別しますので、アルファベットや数字を入力する際はご注意ください。


ユーザの削除

ユーザを削除するには、ユーザを選択してのプロパティを表示し、 iconユーザを削除するをクリックします。

パスワードの管理

  • 管理者は、初期パスワードを設定することができます
  • ユーザは、初回のみ初期パスワードを使ってファイルを開きます。2回目以降は、各自が設定したパスワードを使用してファイルを開きます。
  • ユーザがパスワードを紛失した場合は、管理者がユーザのパスワードを初期化します

初期パスワードの設定

icon初期パスワードを設定するをクリックして、初期パスワードを設定します。パスワードは、半角英数字で設定してください。空欄にした場合は、初期パスワードが設定されません。設定後に、各ユーザにユーザ名とパスワードを通知します。

ワンポイントアドバイス

ユーザは、初めてファイルを開くときのみ初期パスワードを使用します。初期パスワードを使ってファイルを開くと、ユーザパスワードを設定する画面が表示され、各自でパスワードを設定します。以降は、ユーザパスワードを使ってファイルを開きます。


初期パスワードの変更

初期パスワードの設定と同じ操作を行い、パスワードを上書きします。


ユーザパスワードの初期化

ユーザがユーザパスワード(各自で設定したパスワード)を紛失した場合は、ユーザパスワードを初期化することができます。

左欄からからユーザを選択してプロパティを表示し、iconユーザのパスワードを元に戻すをクリックすると、ユーザパスワードが初期化されます。ユーザは、初期パスワードでファイルを開けるようになります。

ユーザ管理設定を別のプロジェクトファイルに適用する

  • ユーザ管理の設定をエクスポートします
  • 別のプロジェクトファイルに設定をインポートし、同一の管理設定を適用します

エクスポート

iconエクスポートをクリックし、設定ファイルを保存します。ファイルはmxusr形式です。


インポート

管理者のユーザ名で別のプロジェクトファイルを開きます。ホームタブから「チーム作業>ユーザ管理をアクティブ化する」をクリックし、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。 iconインポートをクリックし、ファイルを選択します。

ワンポイントアドバイス

管理者以外のユーザ名でファイルを開いてインポートを行った場合は、ユーザ管理が開けなくなります。ホームタブの「チーム作業>ユーザを変更する」より、管理者のユーザ名とパスワードを再入力してください。

ユーザ管理を停止する

  • プロジェクトファイルのユーザ管理を停止します
  • プロジェクトファイルのパスワードは解除されます

「ユーザ管理を非アクティブ化」にチェックを入れて、ユーザ管理を閉じます。すべての人がパスワードなしでプロジェクトファイルを閲覧・編集できるようになります。

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