チーム作業

共同研究などでMAXQDAの分析結果を共有する方法や、チーム作業に便利な機能を紹介しています。

チーム作業のポイント

  • 事前に分析の分担を決める
  • ひとつの文書をコピーして複数人で分析する場合は、文書の内容の完全同一性を保つ
  • 複数の分析者が同名のコードを使用する場合は、そのコードの意味や役割について予め合意しておく

データ共有の方法

  • 分析結果を共有するには、2通りの方法があります
  • 1つのプロジェクトファイルを同時に複数人で開いて編集することはできません
チーム作業

方法A:複数のファイルをマージしてマスタファイルを作成

個々に作業したプロジェクトファイルを統合して、一つのプロジェクトファイルにまとめます。同じ文書がある場合は、同名の文書が複数作成されます。

チーム作業

方法B:コーディングやメモを別のプロジェクトファイルに移行する

コーディング、メモ、変数、サマリーを別のプロジェクトファイルに移行します。同じ文書がある場合は、コード付きセグメントやメモが既存の文書に追加されます。

データの閲覧や編集を制限する

プロジェクトファイルにユーザ名とパスワードを設定することで、プロジェクトファイルの閲覧と編集を制限する機能です。

ユーザ管理

管理者の操作

管理者は、ユーザ管理機能を使用して、プロジェクトファイルにユーザ名と初期パスワードを設定します。ユーザごとに操作の権限を設定することもできます。

ユーザの操作

ユーザは、管理者から受け取ったパスワードを使ってプロジェクトファイルを開きます。管理者に許可設定されていない操作は、行えません。

チーム作業に便利な機能

上記以外にも、チーム作業に便利な機能があります。

コードシステムのエクスポートとインポート

作成したコードシステムを別のプロジェクトファイルに移行します。

コードシステムのエクスポートとインポート

コーディング担当者間の合意

同一の文書を複数人でコーディングした場合に、それぞれのコーディング結果が一致しているか否かを調べます。マージ後のファイルで使用できる機能です。

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コードウェイト

コードウェイトを設定します。コードウェイトを設定すると、コードの並び替えや整理が効率よくできます。

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MAXQDA Reader

プロジェクトファイルを開くことのできるビュアー(閲覧専用のプログラム)です。ライセンスのない方も無償でご利用いただけます。

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資料のご案内

MAXQDA PRESSにて、「Working in Teams with MAXQDA」が公開されています。どなたでもダウンロードいただけますので、是非合わせてご活用ください。

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