MAXQDAの新機能

2025年11月のリリースで商品名からバージョン番号の表記がなくなりました。ライセンスの完全サブスクリプション化により、恒常的に最新の機能を配信していきます。

有効なサブスクリプションライセンスをお持ちの方へ

無償でアップデートが可能です。PCをインターネットに接続し、MAXQDAで任意のプロジェクトファイルを開くと「新しいバージョンのMAXQDAがご利用いただけます」というメッセージが開きます。画面の指示に沿ってインストールを行ってください。

旧バージョンMAXQDA 2022をご利用中の方へ

割引価格でアップグレードが可能です。

2026年6月の新機能

AIチャット2.0

メモとのチャット機能

メモは、質的データ分析における重要な解釈や気付き、要約、考察などを記録するスペースです。書き溜めたメモと直接チャットできるようになったことで、より効果的な分析が可能になります。

理論構築:
複数のメモからの要約作成や、類似パターンの検出
メモの活用:
メモにある情報を直接分析に活用
レポート作成支援:
作業記録やメモを元に、論文執筆や研究発表に向けた要約を作成

AIチャットのための環境設定

チャットを起動する度にリサーチクエスチョンや研究目的を入力する必要がなくなりました。新しいチャットの環境設定では、一度入力したプロジェクトの概要や応答設定を他のチャットでも再利用できるようになりました。

プロジェクト情報:
リサーチクエスチョン、メソッド、プロジェクトの目的を設定することで、AIチャットからより関連性・正確性の高い応答を得られます。
応答設定:
出力言語、フォーマット、長さ、分析の焦点など、応答の構成を指定できます。

その他の改善点

インターフェース:
新しいチャット起動画面から、分析対象(文書、メモ、コード付きセグメント)を簡単に選択できます。
タイトルの自動生成:
チャットの内容にタイトルが自動生成され、アイコンと共にチャット履歴に表示されます。
ワンクリック起動:
画面右上のアイコンからいつでもAIチャットにアクセスできます。

文字起こしとメディアデータ

機能の集約

メディアプレイヤーが文書ブラウザと統合されました。

機能の集約
メディアプレイヤーの統合:
音声・動画ファイルと文字起こしデータが同じ画面に統合され、すぐに元データを再生できるようになりました。簡単な確認は統合画面で行えます。また、詳細な分析やメディアファイルへのコーディングが必要な場合は、従来通りのメディアプレイヤーも利用できます。
手動文字起こしの効率化:
手動で文字起こしをする場合も1つのワークスペースで完結できるようになりました。画面切り替えが不要なため、作業に集中することができます。
モードの切り替え:
表示のみ(編集保護)・編集モード・文字起こしモードを直感的に切り替えできます。

その他の新機能

QTTワークシート

QTTワークシートのデザインが新しくなりました。未入力の状態では各欄に記入のヒントが表示されており、分析の手助けをします。

QTTワークシート

外部ファイル

外部ファイルとして保存された画像やPDFファイルが移動・削除された場合に、簡単に再リンクできるようになりました。文書を右クリックし、プロパティ>ストレージから再リンクできます。

外部ファイル

通常のプロジェクトファイルだけでなく、チームクラウドのデータでもご利用いただけます。

カラーユニバーサルデザイン

MAXMapsのカラーパレットに、色の説明が表示されます。

カラーユニバーサルデザイン

自動文字起こし(動画ファイル)処理の改善

パフォーマンスを最適化するために、動画アップロード時に音声のみが抽出されるようになりました。音声のみが処理されるため、ファイルサイズの削減と文字起こしの高速化が実現しました。


Markdownファイルのインポート

Markdownファイル(.md)を文書としてインポートできるようになりました。AIツールなどからエクスポートしたテキストファイルの読み込みに便利です。
※ファイル作成時の文字コードはUTF-8を指定してください


変数

変数を作成するダイアログが新しくなり、オプション選択がわかりやすくなりました。


インターフェース

全アイコンのデザインと色分けをリニューアルしました。より直感的に機能が分かるよう改善されました。

2026年3月の新機能

AIアシスト機能を更に強化

セグメントに対してAIコーディング

複数のコード付きセグメントに対して既存のコードを提案し、その理由も一緒に表示します。コーディング結果の検証・修正に役立ちます。

本機能はスマートコーディングツールおよびアンケート分析ツール内で使用できます。

※一度に分析できるコード数は、AIアシスト無料版の場合は5個まで、AIアシストプレミアム版の場合は20個までです。

メモのレイアウトを刷新

文書メモとコードメモにおいて、メモ内容とAIによる要約の2つを並べて表示できるようになりました。メモ内で文書、パラフレーズ、コード付きセグメントの自動要約を実行できます。文書やコードの内容を理解する助けとなります。

AIレポート(ベータ版)

テキスト文書と分析のテーマを与えると、そのテーマに沿ったレポートが自動生成されます。より良い結果を得るため、AIがテーマ設定のアドバイスを行う機能も付いています。大量のデータの内容を整理しながら、分析の視野を広げたり、新たな分析の切り口を探ったりするのに有効です。
生成されたレポートは新規文書として保存され、自由に編集、コピー、WordやPDF形式で出力ができます。

※一度に分析できる文書数は、AIアシスト無料版の場合は2個まで、AIアシストプレミアム版の場合は50個までです。

その他の新機能

  • スペルチェック機能:コンピュータにインストールされた言語でのスペルチェックを利用できるようになりました。本機能は環境設定の「言語」メニューでオン/オフできます。
  • コード付きセグメントを要約:検索済みセグメントのAIアシストボタンから自動要約を実行できるようになりました。
  • 自動文字起こし:動画ファイルを文字起こしする際、音声のみを抽出して処理するようになりました。これにより、従来よりもデータ通信量が抑えられます。

2026年2月の新機能

AIアシストが更に便利に

複数文書に対してAIコーディング

テキスト文書に対して既存のコードを自動で割り当てるAIコーディング機能が、複数文書に対して一括で実行できるようになりました。分析の負担が大幅に軽減されます。
※本機能を使用するためにはAIアシストプレミアム版(MAXQDAの有料オプション)のご契約が必要です。

文書の自動翻訳

テキスト文書を任意の言語に自動翻訳し、原文と訳文を一緒に保存します。これにより、外部の翻訳ツールとMAXQDAを行き来する手間を省けます。原文と訳文の対応も保持されるためデータ管理が容易です。

サブコード提案の操作性を向上

各コードのコード付きセグメントの内容に応じてサブコードを提案する機能の操作画面を刷新しました。採用するサブコードをワンクリックでコードシステムに反映できるため、従来よりもスムーズに作業できます。

その他の新機能

自動文字起こし機能の対応言語にバシキール語、アイルランド語、マルタ語、ペルシア語が追加されました。

文字起こしの際の設定が、元のメディアファイルの文書メモ内に保存されるようになりました。

単語エクスプローラーで同義語/類義語を同時検索できるようになりました。

単語エクスプローラー
  • AIチャット:過去のチャットの再利用、チャット履歴のコピー、チャットダイアログ内からの新規チャットができるようになりました。
  • コードマトリックスブラウザ:パフォーマンスが向上し、大規模なデータも高速に描画できるようになりました。
  • MAXQDA Tailwind:AIによるテキスト自動分析ツールMAXQDA TailwindからMAXQDAへのデータ移行が改良されました。自動生成したレポートは文書としてインポートされます。また自動認識したトピックはコードとして、その対象箇所はコード付きセグメントとしてインポートされます。

2025年11月の新機能

サーベイデータ分析のためのワークスペース

Survey Analysis workspaceは、サーベイデータをより直感的に扱えるようデザインされています。別々の文書、コード、変数に散逸しているデータを一か所で扱えるようになりました。各調査を単体の統合されたものとして扱い、明瞭に俯瞰して見ることができるため、質問や回答を見逃しません。

サーベイデータ分析のためのワークスペース

アンケート分析ワークスペースの起動ページ

このワークスペースの左側には、すべての質問項目(オープンエンド型、クローズエンド型両方の質問項目)が表示されます。

オープンエンド型の質問を選択すると、右側にすべての回答とコードの表が表示されます。回答を読み、コーディングを行い、回答の文脈を確認しながら直接サブカテゴリーを作成する操作が容易に行えます。上部のメインメニューには、ワードクラウド、AIアシスト、感情分析(英語、ドイツ語に対応)などの解析メニューアイコンがあります。

質的データビュー

質的データビュー:オープンエンド型の質問と回答が表示されます

クローズエンド型の質問も同じ様に簡単に扱えます。左側の質問項目をクリックすると、右側に頻度とパーセンテージのグラフが表示されます。グラフ形式にも、降順/昇順に並べ替え可能な表形式にも表示を切り替えることができます。
 この新機能の真髄は、MAXQDAがどの文書・コード・変数が該当調査に属すのかを自動的に認識できることにあります。これにより、ひとつのプロジェクトファイルで複数の調査を管理することができるようになりました。このシームレスなデータ統合は、ワークファイルでの分析を能率化し、サーベイデータの分析をより目的が明確で有用なものにします。

量的データビュー

量的データビュー:クローズエンド型の質問と回答が表示されます

混合研究のためのQTTワークシート

QTTワークシートは、研究者による分析のアイデアや発見をひとつのシートにまとめるツールです。
今回のアップデートでは、QTTワークシートを機能拡張をし、混合研究法のためのワークシートが実装されました。本機能は、混合研究法の第一人者であるJohn W. Creswell博士のフレームワークにインスパイアされています。

 この新しいワークシートは、体系的な計画、組織化、質的・量的データの統合、研究の「結果を並べたディスプレイ」機能によって研究デザインの補助ツールとして役立ちます。
Creswell博士の方法論を構築することで、 結果を厳密化し、透明性を保持し、議論をしやすくします。種々のデータソースを明確にし、構造し、これらを統合するだけでなく、ワークシートは発見を記録し、それぞれの要素や核となるリサーチクエスチョンを常に注視する場所を提供します。

主なメリット

体系的な実験計画:
ひとつのワークスペースで混合研究法のすべての観点をまとめます
シームレスな統合:
MAXQDAの出力は自動的に質的データ、量的データ、結果を並べたディスプレイのセクションにグループ化されます
メタ情報の発展:
記述し、洗練化させ、データをリンクし、そして発見を統合します
図表化:
MAXQDAの他のツールで作成した図表やコンセプトマップを集約します

QTTワークシートは、分析タブから作成できます。起動画面でワークシートの種類(定性データ分析/混合研究法)を選択します。

混合研究法ワークシート

混合研究法ワークシート:左側にメタ情報を記入できます

混合研究法ワークシート

その他の新機能

アイコンまたはキーボードショートカットを使って、文書ブラウザをズームイン/ズームアウトすることができるようになりました。

ズームイン/ズームアウト

文書・コードの階層を一度にすべて展開/折りたたみできるようになりました。

展開/折りたたみ

文書ブラウザに表示するコードストライプをフィルタリングするダイアログのデザインが新しくなりました。

ダイアログのデザイン
  • ファイルへのアクセスパフォーマンスを最適化することで、大容量のメディアファイルをより高速に確実に扱えるようになりました。
  • 共同作業者とプロジェクトファイルを共有する場合でもプロジェクトファイルの内部リンクが保持されるようになりました。
  • インターフェースが再び繁体字(繁體中文)に対応しました。
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