コーディング結果やメモ等の移行

コードとコード付きセグメント、メモ、文書変数、サマリーを別のプロジェクトファイルに移行することができます。

チーム作業

チームワークをエクスポートする

  • 文書のコードとコード付きセグメント、メモ、文書変数、サマリーをエクスポートします
  • エクスポートする文書とコードを個別に選択できます
  • 分析結果を移行するには、移行元と移行先の文書の内容が完全に同一である必要があります
  • 移行元と移行先のMAXQDAのバージョンを同じにする必要があります

操作手順

  1. ホームタブの「チーム作業」をクリックし、「チームワークをエクスポートする」を選択します。
  2. データをエクスポートする文書を選択し、「次へ」をクリックします。
    チーム作業
  3. コーディングをエクスポートするコードを選択し、「次へ」をクリックします。
    チーム作業
  4. ファイルを保存するためのダイアログが表示されるので、ファイルを保存します。MAXQDA互換ファイル(.mex)形式のファイルが保存されます。

チームワークをインポートする

  • 別のプロジェクトファイルで作成したコードとコード付きセグメント、メモ、文書変数、サマリーを、文書単位でインポートします
  • 分析結果を移行するには、移行元と移行先の文書の内容が完全に同一である必要があります
  • 移行元と移行先のMAXQDAのバージョンを同じにする必要があります
  • 移行先にない文書をインポートすると、文書が新しく作成されます

操作手順

  1. ホームタブの「チーム作業」をクリックし、「チームワークをインポートする」を選択し、インポートするMAXQDA互換ファイル(.mex)ファイルを選択します。
    チーム作業
  2. データをインポートする文書にチェックを入れます。移行元と移行先の文書名が異なる場合は、「ターゲット」を選択します。両者の内容は完全に同一の必要があります。
    移行先に存在しない文書は、「新しい文書」としてインポートします。
    チーム作業
  3. コーディングをインポートするコードにチェックを入れます。新規作成されるコードは、緑色で表示されます。「次へ」をクリックします。
    チーム作業

    ワンポイントアドバイス

    コードシステムのみをインポートする(コーディングはインポートしない)場合は、コードシステムのエクスポートとインポートの機能を使用します。

    関連ページコードシステムのエクスポートとインポート

  4. インポートするデータにチェックを入れ、「インポートする」をクリックします。
    チーム作業
    コード付きセグメントのインポートオプションについては、次項で説明しています。

    関連ページインポートのオプション

  5. インポートが完了し、インポート前のプロジェクトファイルのバックアップが作成されます。
    チーム作業

インポートのオプション

インポートすると同名のコードが重なる場合の処理を指定します。

チーム作業

icon Aさんが文書中の1~6を、Bさんが4~9をコード1でコーディングしています。
AさんのコーディングをBさんのファイルにインポートしようとしています。

コード付セグメントの外側のセグメント境界線を使用する
重なっているコード全体がひとつのコードになります
e.g. コード全体(1~9)がコード1になります
コード付セグメントの内部の交差を使用する
コードが重なっている部分のみがコーディングされます
e.g. 交差部分(4~6)がコード1になります
現在のセグメント境界線をインポートされたセグメントの境界線で上書きする
インポートするコーディングが採用されます
e.g. Aさんのコーディング(1~6)がインポートされ、Bさんのコーディングは削除されます
現在のセグメント境界線を保持する
現在開いているファイルのコーディングが保持されます
e.g. Bさんのコーディング(4~9)が保持され、Aさんのコーディングはインポートされません
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