文書システムでデータ整理

文書システムでデータを効率よく扱う方法を紹介します。

文書グループの作成やアクティブ化など、基本操作については「MAXQDA使い方ガイド」をご参照ください。


サブフォルダ

  • 文書グループをさらにグループ分けすることができます(バージョン20.1以降)
  • 基本操作は文書グループの作成・編集と同じです
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ワンポイントアドバイス

バージョン20.1.1以降では、コードマトリックス・ブラウザでサブフォルダ単位の分析が行えます。

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関連ページコードマトリックス・ブラウザ

文書の操作

  • 文書を右クリックすると、様々な操作メニューが表示されます
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新しいタブで文書を開く

タブ形式で文書を開きます。タブを選択することで、瞬時に表示を切り替えられます。

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文書を第2の文書ブラウザで開く

別ウィンドウで文書を開きます。文書同士を並べて内容を表示できます。

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Duplicate Document(文書を複製)

文書の複製を作成します。


PDFテキストを新しい文書として挿入する

PDFファイルにのみ利用できる操作です。PDFファイルをテキストファイルに変換したファイルを作成します。

注意:PDFファイルに文字コードが必要です。画像として保存されている文字やアウトライン化されている文字は認識できません。

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文書の色

  • 文書に色を設定することができます
  • 文書の色でアクティブすることができます
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色の設定

文書システムで文書を右クリックし、メニューから色を選択します。デフォルトでは青に設定されています。

ワンポイントアドバイス 色分けの活用例

  • メインのデータの文書は橙色、補足の文書は緑と、重要度合いで色を変える
  • 未分析の文書は青、分析途中のデータは黄色、分析が終了したデータは赤と、分析の進行度合いで色を変える
  • Aさんが分析する文書は水色、Bさんが分析する文書は紫色と、分析の担当者で色を変える

色によるアクティブ化

文書システムブラウザでiconアイコンから「色彩選択によりアクティブ化する」を選択します(複数選択可)。アクティブ化する色にチェックを入れて「OK」をクリックします。

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文書をランダムに選ぶ

  • 文書を無作為にアクティブ化します
  • アクティブ化する文書数を指定できます

操作方法

文書システムブラウザでiconアイコンから「文書をランダムにアクティブ化する」を選択します。開いたウィンドウでアクティブ化する文書の数を設定して「OK」をクリックします。

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アクティブ化した文書の操作

  • アクティブ化した文書のみを表示できます
  • アクティブ化した文書をまとめて移動できます
  • アクティブ化を反転させることができます

アクティブ化した文書のみを表示する

文書システムウィンドウでiconアクティブ化した文書のみを表示するをクリックします。


アクティブ化した文書をまとめて移動する

文書グループの上で右クリックし、メニューから「アクティブ化した文書をここに移動させる」をクリックすると、アクティブ化した文書をまとめて文書グループ内に移動させることができます。


アクティブ化を反転させる

文書システムの一番上にある「文書」の上で右クリックし、メニューから「以上…(more)>アクティブ/非アクティブを反転させる」を選択します。アクティブ化されている文書が非アクティブになり、非アクティブの文書がアクティブ化されます。

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アクティブ化をすべて解除

iconアクティブ化を元に戻すをクリックします。または、分析タブの「アクティブ化を元に戻す」をクリックします。

文書の並び替え

  • 文書グループや文書システムを指定した条件で並び替えることができます

文書グループの並び替え

文書システムの一番上にある「文書」の上で右クリックし、メニューから「文書グループを並び替える(昇順)」または「文書グループを並び替える(降順)」をクリックします。


文書の並び替え

各文書グループの上で右クリックし、メニューから「文書をソートする」機能が使用できます。並び替えの方法には、「名前(昇順/降順)」「最終編集日(昇順/降順)」「テキストの長さ(昇順/降順)」があります。

文書セット

  • 文書グループとは別に、セットを作成して文書をグループ分けすることができます
  • 「セット」の右クリックメニューから新規セットの作成ができます
  • 基本操作は文書グループと同じです

ワンポイントアドバイス

MAXQDAでは、ひとつの文書はひとつの文書グループにしか入れることができません。文書セットには、そのような制限がありません。そこで、条件を変えていくつかのパターンでグループ分けをしたり、グループ分けの試行錯誤を行ったりする場合には、セットを使用します。

文書変数によるアクティブ化

  • 文書変数を使って条件を指定することで、指定した条件に当てはまる文書をアクティブ化します
  • アクティブ化した文書から、セットを作成することもできます
文書システム

文書システムブラウザでiconアイコンから「文書変数によりアクティブ化する」を選択します。

関連ページ量的データによるデータのグループ化

ワンポイントアドバイス

文書グループを作成するには、「アクティブ化した文書を移動する」機能を活用します。

関連ページアクティブ化した文書の操作

エクスポート

  • 文書をPDFやExcelなどの形式でエクスポートできます
  • PDF形式の場合は、コードを付けて保存できます
  • 文書を元のファイル形式でエクスポートできます
  • 選択した文書のみを含むプロジェクトファイルを作成できます
  • 文書システムの内容をExcel形式で保存できます

文書をPDFやExcelなどの形式でエクスポート

  1. 文書システムウィンドウで文書を右クリックし、メニューから「文書をエクスポートする」を選択します。または、レポートタブの「エクスポート」から「表示されている文書」を選択します。
  2. 保存するファイル形式を指定します。PDF形式の場合は、「コードを表示する」オプションが使用できます。 文書システム
  3. 「OK」をクリックしてファイルを保存します。
  4. 文書システム

文書を元のファイル形式でエクスポートする

文書を元のファイル形式で保存します。Wordファイルをインポートした文書はWord形式、画像の文書は画像形成で保存されます。

  • すべての文書を保存する場合は、レポートタブの「エクスポート」から「全ての文書のエクスポート」を選択します。
  • 特定のみ文書を保存する場合は、エクスポートする文書をアクティブ化し、レポートタブの「エクスポート」から「アクティブ化された全ての文書」を選択します。

文書グループ名ごとにフォルダが作成され、元の形式のファイルが保存されます。

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選択した文書のみを含むプロジェクトファイルを作成する

アクティブ化した文書のみを含むプロジェクトファイルを作成して保存します。

関連ページ指定した文書のみが含まれるプロジェクトファイルを保存する


文書システムの内容をExcel形式で保存する

文書システムの構成と文書メモの内容を、Excel形式で保存します。レポートタブの「エクスポート」から「文書システム」を選択します。

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