MAXMapsの基本の作図

  • MAXMapsでは、自由に作図を行う方法と、テンプレートを使って作図を行う方法があります。ここでは、MAXMapsの基本操作を紹介します。
  • 作成した図は、画像として保存したり、PowerPoint等に貼りつけたりすることができます。是非研究発表にお役立てください。
MAXMaps

iconインディアナで行ったインタビューの各事例について、コード「ポジティブ」「ネガティブ」に注目します。これらのコードがどのようなテーマと共起しているかを図に挿入し、さらに各コードの具体的な記述を示します。


作図の手順

  1. 図解ツールタブのMAXMapsをクリックします。下記のウィンドウが開きます。 MAXMapsウィンドウ
  2. 左欄には、作成したMAXMapsのリストが表示されます。右クリックメニューから、マップのエクスポート、印刷、名前の変更、複製、削除、文書ブラウザウィンドウへの出力が可能です。

    右欄にMAXMapsが表示されます。こちらで作図を行います。

  3. 作図を始めるには、新規のマップをクリックします。テンプレートを使って作図を行う場合は、新たなモデルを作成または新しいコードモデルのメニューから、作成するモデルの種類を選択します。ここでは、新規のマップを選択します。
    MAXMapsウィンドウ
  4. 右の白紙のエリアを右クリックすると、画像を貼りつけたり、アクティブ化した文書やコードをマップに挿入したりすることができます。
    MAXMapsウィンドウ
  5. 文書グループや親コード、メモを挿入する場合は、文書システムウィンドウまたはコードシステムウィンドウで目的の文書グループやコード、メモを右クリックし、マップに挿入するを選択します。
    MAXMapsウィンドウ
  6. 下記の方法でも、文書グループや文書、コードをマップに挿入することができます。

    ■ 文書システムウィンドウまたはコードシステムウィンドウから、MAXMapsのウィンドウへ文書やコードをドラッグ&ドロップする

    ■ キーボードのAltキーを押したまま、文書システムウィンドウまたはコードシステムウィンドウの文書やコードをダブルクリックする

  7. 挿入するタブから、テキストや画像、図形を挿入することができます。操作方法はPowerPoint等と同様です。
    MAXMapsウィンドウ
  8. マップに挿入したオブジェクトを選択すると、フォーマットタブが開きます。ここで、オブジェクトの色や大きさなどを変更することができます。
    MAXMapsウィンドウ
  9. オブジェクトを右クリックすると、メニューが表示されます。文書とコードの場合は、コード付きセグメントやメモを一覧表示したり、関連データ(共起コード、コード付きセグメント、サマリー、メモの内容など)を図にインポートしたりすることができます。
    MAXMapsウィンドウ
  10. オブジェクトを複数選択して、右クリックメニューから揃えを選択すると、アイコンを整列させることができます。配置からは、重ね合わせの順序を変更することができます。
    MAXMapsウィンドウ
  11. 開始タブの階層を選択すると、左欄にレイヤの一覧が表示されます。レイヤを分けて図を作成することができます。デフォルト設定では、基層にオブジェクトが作成されます。オブジェクトのレイヤを変更するには、各オブジェクトの右クリックメニューの階層から、移動先のレイヤを選択します。
    MAXMapsウィンドウ
  12. レイヤの利用例:基層には発表に使用する図を作成し、階層1には考察に必要な補足情報を記入します。分析する際には基層と階層1の両方を使用し、発表データを作成する際には基層のみを表示してエクスポートします。

  13. 開始タブのマップをエクスポートするから、図を画像として保存します。コピーするを選択すると図がコピーされ、PowerPoint等に直接貼りつけることができます。
    MAXMapsウィンドウ

ワンポイントアドバイス マップが見切れる場合

MAXMaps画面下のツールバーのウィンドウに合わせるボタンで表示を自動調整できます。

MAXMapsツールバー

作図例

  • MAXQDAの日本語サンプルファイル「生活満足度(Life Satisfaction).mx22」を使って作図します。このファイルはMAXQDAの起動画面内の「サンプルを開く」メニューから開くことができます。
  • インディアナで行ったインタビューの各事例について、コード「ポジティブ」「ネガティブ」に注目します。まず、これらのコードがどのようなテーマと共起しているかを図に挿入し、さらに各コードの具体的な記述を示します。

  1. MAXMapsで新規のマップを作成します。
    MAXMapsウィンドウ
  2. 文書ブラウザウィンドウで文書グループ「インタビュー - インディアナ」を右クリックし、MAXMapsに挿入します。
    文書ブラウザウィンドウ
  3. 文書ブラウザウィンドウで文書「グレース」「ケリー」「ジャック」をアクティブ化します。MAXMapsの右欄を右クリックし、アクティブ化した文書を挿入します。
    MAXMapsウィンドウ
  4. MAXMapsの開始タブのリンクするツールを使って、文書グループと文書をリンクさせます。
    MAXMapsウィンドウ
  5. コードシステムウィンドウでコード「ポジティブ」「ネガティブ」をアクティブ化します。
    コードシステムウィンドウ
  6. MAXMapsで文書「グレース」を右クリックし、コードをインポートする > アクティブ化されたコードからコードをインポートします。グレースにコード「ポジティブ」がインポートされます。
    MAXMapsウィンドウ
  7. 手順6と同様の操作を、文書「ケリー」「ジャック」で行います。ケリーにコード「ネガティブ」がインポートされます。文書「ジャック」には「ポジティブ」「ネガティブ」のコードが付いていないため、何も表示されません。
    MAXMapsウィンドウ
  8. コードシステムウィンドウで、カテゴリ「主なトピック」をアクティブ化します。
    コードシステムウィンドウ
  9. MAXMapsでコード「ポジティブ」の右クリックメニューインポート > 共起コードを使用して、共起コードをインポートします。この時、ダイアログでアクティブ化された文書のみ/コードのみのオプションを使用します。共起コードとして、「健康」「キャリア」がインポートされます。
    MAXMapsウィンドウ
  10. コード「ネガティブ」でも手順9と同様の操作を行います。
  11. 文書ブラウザウィンドウで文書「グレース」のみをアクティブ化します。MAXMapsでコード「健康」の右クリックメニューからインポート > コード付きセグメントを選択します。アクティブ化された文書のみにチェックを入れ、コード付きセグメントをインポートします。
    MAXMapsウィンドウ
  12. 同様の操作を、コード「キャリア」でも行います。
  13. 挿入するタブから、グレースのコード付きセグメントを囲むように四角形を挿入します。
    MAXMapsウィンドウ
    四角形を選択し、フォーマットタブから色を緑色に変更します。
    MAXMapsウィンドウ
  14. 四角形が文字の上に表示されているので、右クリックメニューから配置 > 背景に移動させるを選択します。
    MAXMapsウィンドウ
  15. MAXMapsの文書「グレース」アイコンを選択し、フォーマットタブからグレースの文書の色を緑色に変更します。
    MAXMapsウィンドウ
  16. 同様の手順で、文書「ケリー」について、コード「キャリア」のコード付きセグメントをインポートします。(手順11~15)
  17. 文書ブラウザウィンドウで文書グループ「インタビュー - インディアナ」のメモを右クリックし、マップにメモを挿入するを選択します。MAXMapsに挿入されたメモアイコンの右クリックメニューからメモのテキストをラベルとして挿入するを選択して、メモの内容を表示します。
    MAXMapsウィンドウ
  18. アイコンの位置や文字のフォントサイズなどを調整して、完成です。
    MAXMaps
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