利用形態別のライセンス

1. 各PCにスタンドアローンインストールしての運用

• 各PCにStataをインストールして使用します。特別な環境は必要ありません。
• StataをインストールしたPCを複数人で共用できます。
• 1ライセンスで1台のPCをアクティベーションします。

2. サーバPC ＆ クライアントPC環境によるネットワーク運用

• サーバPCにStataをインストールし、クライアントPCにサーバ上のStataの実行ファイルへのショートカットを作成して使用します。
• 契約ライセンス数分のPCを同時に起動することができます。
• 計算処理にはクライアントマシンのリソース（CPU、メモリ等）が使用されます。サーバのリソースを使用するためにはシンクライアント環境が必要です。

自宅等から外部のネットワークを介してサーバに接続するには、VPN環境が必要です。

3. 1台の仮想マシンにユーザがアクセスする運用

• 1台の仮想マシンにStataをインストールし、複数のユーザがアクセスして使用します。
• 契約ライセンス数分のユーザが同時にStataを使用することができます。

仮想マシンへの接続環境があれば、どのPCでもStataを使用できます。
例）クラウド上の仮想マシンにStataをインストールする場合、ユーザのPCにはインターネット接続が必要です。

仮想マシンのシステム要件

システム要件は使用形態や使用データのサイズによって異なります。各ユーザが十分なリソースを使用できるマシンを用意する必要があります。並列処理が可能なStata/MPの場合、「Stata/MPのコア数×同時使用数」以上のコア数のマシンをご用意いただくと、最大の計算能力を発揮できます。

例：Stata/MP 4コアで、2ユーザが1台の仮想マシンを同時に使用する場合

• 各ユーザに4コアを割り当てるために、仮想マシンには少なくとも8コア必要です。
• 各ユーザが5GBのデータセットを使用する場合は、仮想マシンには少なくとも16GB程度のメモリが必要です。
  （データセット格納のために5GB×2=10GB、その他計算の実行やOSなどのために6GB程度）