コードの階層を用いた単一事例モデル

一事例(ひとつの文書グループ、文書、文書セット)について、コードの階層構造を図示します。一事例に紐づくコードとその構造を、視覚的にわかりやすく示すのに適しています。

コードの階層を用いた単一事例モデル

iconニューヨークで行われた生活満足度に関するインタビューで、コーディングに使用したコードとその構造を図示しています。さらにコード「評価」について、使用目的を記述したメモをマップに挿入しています。


作図の手順

  1. コードシステムウィンドウで、作図に使用するコードをアクティブ化します。 コードシステム
  2. 図解ツールタブのMAXMapsを開きます。 図解ツールタブ
  3. 開始タブの新たなモデルを作成からコードの階層を用いた単一事例モデルを選択します。
    新たなモデルを作成
  4. 画面左側の文書グループ、文書、文書セットのいずれかを画面右側にドラッグ&ドロップします。 コードの階層を用いた単一事例モデル
  5. モデルの設定画面とプレビューが表示されます。①の設定を行ってから②をクリックします。 コードの階層を用いた単一事例モデル
  6. マップが作成されます。メモの内容をマップに挿入するには、メモアイコンを右クリックしてメモのテキストをラベルとして挿入するを選択します。 コードの階層を用いた単一事例モデル
    マップ内の各オブジェクトはマウスでつかんで移動できます。マップの編集方法についてはMAXMapsの基本の作図で紹介しています。

    関連ページMAXMapsの基本の作図

ワンポイントアドバイス 文書システムウィンドウから作図

文書システムウィンドウで各事例を右クリックして表示されるメニューの、単一事例モデルからも作図できます。

文書システムウィンドウから作図

オプション

メモ
マップに挿入するメモの種類を選択します。

コード
アクティブ状態のみ表示する
現在アクティブ化されているコードのみをマップに挿入します。
[数値]サブコードレベルを統合する
コードシステムのどの階層までをマップに挿入するかを1~5の範囲で指定します。
例:『1サブコードレベルを統合する』に設定すると、最上位のコードのみがマップに挿入されます。
『2サブコードレベルを統合する』に設定すると、最上位のコードとその次の階層のコード(サブコード/子コード)がマップに挿入されます。
[数値]最頻コード
マップに挿入する親コードの数を制限します。表示可能な親コードの最大数は20です。コード頻度が高いコードから順に挿入されます。頻度が同じ親コードが複数存在する場合は、コードシステムウィンドウで上方にある親コードから順に選ばれます。
例:『5最頻コード』に設定すると、コード頻度が高い上位5つの親コードがマップに挿入されます。
コードのサイズはコード付きセグメントの数を反映しています
親コードの総計頻度
コード頻度によってコードアイコンのサイズを大中小と変化させます。コード頻度が標準偏差の範囲内のものは中サイズ、それよりも高いものは大サイズ、低いものは小サイズで表現されます。通常は親コードの総計頻度にもチェックを入れてください。このオプションを使用しない場合、サブコード(子コード)のサイズが親コードよりも大きくなります。親コードは一般的に頻度が非常に低いためです。
page_top_icon