魚介類の消費を都道府県の塗りつぶしで表現する

SNSに載せた画像以外のグラフをご覧になりたい方はこちらからプロジェクトファイルをダウンロードしてご覧ください。Originをお持ちでない方は無料の体験版がありますので、体験版をダウンロード・インストールしますとご覧いただけます。

作成グラフ入りopjuファイル(zip形式で圧縮されています)

zip(175KB)

このグラフを作成するためには、無償で利用できるOriginのアプリが必要です。使用するアプリは「Import Shapefile」アプリと「Colormap for Map Data」アプリです。作成する場合にはアプリをインストールしてください。
アプリのインストール手順については下記ページをご覧ください。

作成手順再現用サンプルファイル

3の「作成手順」では下記ファイルを例に手順をご紹介しています。

opju(161KB)

ここではまぐろの金額についてグラフを作成していきます。

1. まず、プロット用のデータを作成します。Book7のSheet1のタブを右クリックして「複製」し、上部アイコンの中から「列の追加」アイコンをクリックして作成されたSheet2にデータ用の列を追加します。



2. Shapefileはアルファベット順に都道府県が入っているためそれに合わせたデータを用意します。
   追加したE列１行目に"=lookup(C1,[rank02]魚介類!L,[rank02]魚介類!M)"と入力して"名古屋市"のある行を探して、その1つ左側の列の数値をE列1行目で表示するようにします。
   2行目以降も同様なので１行目のセルを選択して行方向にフィルを行います。



3. 日本のShapefileのデータを取り込みます。「Import Shapefile」アプリのフォルダに日本の都道府県で分けられたShapefileがサンプルとして入っていますので、これを取り込みます。アプリの欄から「Import Shapefile」アプリのアイコンをクリックしますとファイルを選択するダイアログが開きますので、そこでサンプルファイルのあるフォルダ(デフォルトでは"C:\Users\{ユーザ名}\AppData\Local\OriginLab\Apps\Import Shapefile\Samples"にあります)を開き、"Japan_Map.shp"を選択します。
4. どのようにデータを取り込むかの設定ダイアログが開きますので、下記画像のように設定して「OK」ボタンでインポートします。



5. ワークシートにインポートされたShapefileを塗りつぶし用に整形します。
   「アプリ」欄から「Colormap for Map Data」のアイコンをクリックすると小さなウィンドウが表示されます。
   このうち左のアイコンをクリックすると整形のためのダイアログが開きます。
   下記画像のような設定で「OK」をクリックしますと整形されたシートが作成されます。



6. 先ほど作成したBook7のSheet2のE列のデータをコピーし、整形されたワークシートのValue列に貼り付ける際に右クリックして「リンクの貼り付け」で貼り付けます。



7. グラフを作成するために先ほどの「Colormap for Map Data」アプリで開くウィンドウにあるアイコンから右側のアイコンをクリックすると自動的にグラフが作成されます。



8. 色やスケール、テキストの追加などで調整をすると下図のグラフが完成します。