OriginProでは、作図したいデータを選択してボタンをクリックするだけで簡単に、100種類以上のグラフを作図できます。
「ミニツールバー」や「オブジェクトマネージャ」などの機能により、グラフの線、色、軸のスケール、ラベルなどをクリック操作で素早く直感的に編集できます。
さらに詳細に編集したい場合は、ダブルクリックして開くダイアログで細かくオプションを編集可能です。
一度編集して完成したグラフの書式は「テンプレート」や「テーマ」として保存可能です。これにより、次回以降は異なるデータを用意するだけで、瞬時に同じデザインのグラフを再現でき、ルーチンワークを大幅に削減できます。作成したグラフは、WordやPowerPointに簡単に送ることもできます。
外部のさまざまなデータを取り込む(インポート)機能と、分析・作成したグラフや結果を外部へ出力する(エクスポート)機能において、非常に高い柔軟性と連携性を備えています。
CSVやExcelはもちろん、MATLABやNetCDF、HDF、さらには各種計測機器の独自フォーマットなど、さまざまな形式のデータを簡単にインポートできます。
さらに、インポートウィザードを使えば、ファイル構造を確認しながらテキスト/バイナリファイルを読み込むことが可能です。
論文や文献などの「グラフの画像ファイル」からデータポイントの数値を読み取ってデータ化する「デジタイザ」機能を搭載しています。一般的な直交座標のグラフだけでなく、極座標や三角座標のグラフ画像からのデータ取得にも対応しています。
Originで作成したグラフをコピーしてMicrosoft Word や PowerPointなどに貼り付けできます。
貼り付けの際には、画像、html、Originグラフオブジェクトのいずれかの形式を選択でき、Originグラフオブジェクトとして貼り付けた場合は画像をダブルクリックすることでOriginProを起動してグラフの追加編集が可能です。
BMP、JPG、TIFF等のラスター形式はもちろん、SVG、PDF、EPS、WMF等のベクター形式の画像ファイルとしてエクスポート可能です。エクスポートの際には画像サイズや余白の設定、解像度などを詳細に指定できます。
エクスポート可能な画像ファイル形式:BMP、CGM、DXF、EMF、EPS、GIF、JPG、PCX、PDF、PNG、PSD、TGA、TIF、WMF、SVG
3Dグラフの回転している様子を動画にしたり、時系列データのような一連のグラフを使った動画を作成できます。動画の作成はOriginの標準の機能でも可能なほか、無料のアプリを使用した動画作成もできます。
Originでは、ワークシートやノートウィンドウでレポートを作成できます。作成したグラフを配置したり、ロゴなどの画像貼り付け、表の作成が可能です。
ノートウィンドウでは、リッチテキストやMarkdown、HTMLによる編集が可能です。
また、作成したレポートは、グラフエクスポートと同様にPDFやTIFF、PNGといった画像ファイル形式でエクスポートできます。また、PDFファイルとしてエクスポートする場合は複数ページのPDFファイルとしてもエクスポート可能です。
グラフ上に黄色の枠(ROI:関心領域)を配置し、その枠で囲んだ範囲の積分やピーク検索、統計、カーブフィットなどをインタラクティブに行える直感的な機能です。
現在のダイアログオプションで解析した場合の結果をプレビューで確認しながら設定可能です。
ダイアログで行った細かな設定(パラメータやオプションなど)は、「ダイアログテーマ」として保存できます。同じ解析を行いたい場合、ダイアログ上部にあるドロップダウンリストから保存したテーマを呼び出すだけで実行可能です。複数のテーマを保存しておき、実験データに応じて使い分けることで、繰り返し作業を効率化できます。
Originでは結果の「再計算」をサポートしています。一度解析を行ったあとで、元の入力データを変更したり、新しいデータをインポートしたりすると、それに連動して解析結果やグラフが自動的に更新されます。また、ダイアログオプションを変更して再実行も可能です。
一度行った操作を保存し、他のデータに対しても全く同じ処理を適用できます。プログラミングなしで実行できるのはOriginの強みの一つです。
OriginProは、グラフ作成の繰り返し作業をプログラミングなしで一括実行・形式を保存して再利用できるような機能を提供しています。
どの範囲で形式を同じにしたいかなど、用途に合わせて様々な方法が用意されています。
自分の業務に合わせてグラフや分析機能をより使いやすくしたい場合、OriginProをカスタマイズするためのOriginC と LabTalkという2つのプログラミング言語があります。また、Pythonの実行環境も用意されています。
Origin Cは、ANSI準拠のC言語といくつかのC++の機能をサポートしているOriginProのプログラミング言語です。データ処理や分析ルーチン作成するだけでなく、複雑なアルゴリズムを開発するのに優れたプログラミング言語です。Origin Cで書かれたプログラムは、Originの開発環境である『コードビルダ』でコンパイルリンクされます。
LabTalkは、ほとんどのOriginの操作を実行できる高機能なプログラミング言語です。オプションスィッチを持つDOS形式のコマンドとVisualBasicのようなオブジェクトプロパティとメソッドがあります。
素早く書けて簡単な操作をすぐに実行できるほか、LabTalkスクリプトを実行するボタンやメニューを作成することもできます。
Origin CとLabTalkは連携して使用できます。例えば、LabTalkのコマンドや変数を使って、Origin C関数にアクセスできます。また、LabTalkからOrigin C関数を呼び出すことができるので、ツールバーボタンからOrigin C関数を呼び出すことも可能です。
この2つの言語を自由に連携させることで、グラフ化や分析を行う際に最も良い方法を選択でき、強力なプログラミング環境が提供されます。
OriginProは、オートメーションサーバー(またはCOM, Component Object Model) として機能します。Visual Basic、Microsoft Excel、 National Instruments LabVIEWといったCOMプログラミングをサポートするアプリケーションは、OriginProに接続できるクライアントアプリケーションとして機能します。OriginProに送信されたデータはグラフ化または分析処理後、アプリケーション側に結果として送信されたり、エクスポートされます。
OriginにはカスタムLabVIEW VIのライブラリを用意しています。Originの開始や終了、データをOriginプロジェクトや分析テンプレートへ送信、スクリプトコマンドの送信、グラフ作成、プロジェクトの保存などの処理が可能です。
Originは、MATLABのワークスペースファイル(*.MAT)をインポートでき、さらにOrigin内でMATLABコマンドを使えるMATLABコンソールツールを提供しています。このツールを使えば、MATLABの計算能力とOriginの高度なグラフ作成機能の組み合わせて使用できます。
Mathematicaリンクを使えば簡単にMathematicaとOriginPro間でワークシートや行列データの送受信が可能です。また、Mathematica式の結果評価や、Mathematica関数を使ったOriginグラフの作成などの操作もできます。
XLS、XLSX、XLSM形式のExcelファイルをインポートできます。また、ExcelワークブックをOrigin内に直接開くこともでき、グラフ作成操作も可能です。