グループフォルダ

• 更新があればOrigin起動時に更新するかどうか確認メッセージが表示されるので、手間がかからない

• そのままグループフォルダにあるファイルを参照して作業を行うので、ユーザ間で参照しているファイルを統一でき、各人の作業で齟齬が生まれにくくなる
  （実際にはローカルフォルダにファイルを持ってきているので複数人が同時にファイルを使用して不具合が起きることはありません）
• 編集者（グループリーダ）と閲覧者（グループメンバー）に分けられ、編集権限を制限できる

グループフォルダはすでにエクスプローラで共有設定されているフォルダやDropBoxなどの共有ストレージを利用して作成されます。

グループフォルダの指定

1.すでにWindowsやDropBox等で共有フォルダとしての設定が終わっている状態で、Originのメニューから　環境設定:グループフォルダの場所設定　をクリックします

2-a.グループリーダの場合には開いたダイアログにて、グループフォルダのパスに共有フォルダのパスを入れ、グループリーダのコンピュータにチェックを入れて「OK」ボタンでダイアログを閉じます。

2-b.グループメンバーの場合には、パスは同じものを入れますが、「グループリーダのコンピュータ」のチェックを外して「OK」でメンバーPCとして設定します。

グループフォルダにファイルを置く（グループリーダのみ）

他人が更新した共有フォルダにあるファイルを自分のローカルに持ってくる（グループリーダのみ）

グループフォルダにあるファイルを利用する（グループメンバー）

グループフォルダにファイルを置く（グループリーダのみ）

1. グループリーダのコンピュータにチェックを入れてあるユーザが　メニューから　環境設定:グループフォルダマネージャ　を選択します。

2. デフォルトでは、左側に自分のユーザファイルフォルダが、右側に共有フォルダが表示されますので、ここから必要なファイルを選択して追加の”→”ボタンで共有フォルダに移します。

3. 更新したら最後に「発行」ボタンを押すことでほかの共有しているユーザにも共有フォルダが更新された旨が通知されるようになります。

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他人が更新した共有フォルダにあるファイルを自分のローカルに持ってくる（グループリーダのみ）

1. ファイルを持ってきたい場合にはOriginを起動するとまず下記のような「更新をしますか？」というメッセージが表示されるので、「はい」で進んでフォルダを更新します。

2. 更新が成功すると下図のメッセージがでますので、そのあとメニューから　環境設定：グループフォルダマネージャ　をクリックしてダイアログを開きます。

3. 配置する場合とは逆に共有フォルダからファイルを選択して削除の”←”で自分のローカルフォルダにファイルを持っていきます。
   更新があったものや更新されていないファイルには色が付き、状態がわかります。

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グループフォルダにあるファイルを利用する（グループメンバー）

1. グループメンバーがグループフォルダにあるファイルを利用したい場合、Originを起動するとグループリーダーと同様に「更新しますか？」というメッセージが表示されますので、更新を行います。
2. 更新完了後、例えばグラフテンプレートがグループフォルダに入っていて使用したい場合には、作図メニューの　「マイテンプレート」を見るとグループフォルダ内にあるテンプレートファイルが表示されますのでそこから作図に使用できます。
   （「マイテンプレート」にテンプレートがない場合には「ユーザテンプレートに作図」からテンプレートライブラリのダイアログ内にある「グループ」にチェックをつけるとグループフォルダにあるテンプレートも表示されて作図に使用できます。）

Origin開発元ページにも解説がありますので、こちらもご覧ください。

グループフォルダの場所設定ダイアログ

グループフォルダマネジャ