新しいグラフ形式

  • 積み上げ3Dヒートマップ
  • 三点ベクトル
  • スプライン接続の3D折れ線

シンボルのスマートスキップ

大規模データセットを散布図または線+シンボルのグラフとしてプロットするときに、シンボルを適切にスキップできます。

  • データの全体的な傾向を維持しながらより適切に表示
  • 作図の詳細ダイアログのドロップラインタブで、スキップするポイント数または割合を指定
  • グラフに対して分析処理をする場合はポイントスキップ前のデータセット全体を考慮
データの全体的な特徴を維持しながらシンボルをスキップ

単一レイヤの二重軸グラフ

一つのレイヤで二重Y軸グラフを作図できるようになり、編集操作やデータの分析を簡単に実行できます。

  • 左Y軸とはことなる独立したスケールを右Y軸で設定
  • 左または右Y軸に対するプロットを簡単に割り当てまたは入れ替え
  • ガジェットや他の分析ツールを使う場合、レイヤ内のすべての曲線で機能し対応するYスケールを使用
一つのレイヤで二重Y軸グラフを作図することでデータ範囲が異なるプロット間での表現が可能に

グラフ編集機能の改良

レイヤおよびページレベルのタイトルをグラフに表示するミニツールバーが追加されたほか、等高線図においてカスタムレベルを複数挿入するなどグラフ編集に便利な機能が追加されました。

  • ミニツールバーを使ってテキスト折り返しが有効な中央揃えのタイトルボックスを追加
  • タイトルボックスのサイズはレイヤ/ページの割合で設定可能でレイヤ/ページサイズ変更時も割合の設定は維持
  • 等高線図で線とラベルを表示するオプション付きのカスタムレベルを複数挿入可能
  • 線とラベルの編集や選択したレベルで等高線のデータを抽出するためのミニツールバー
  • ボックスチャートでの表示項目がわかりやすいボックススケールを表示
SVG形式でグラフやレイアウトをエクスポート

 

ワークシートの機能追加

ワークシートやグラフ内の表で行の塗り分けウィンドウ枠の固定など、ワークシートに関する機能が追加、改良されました。

  • ワークシートやグラフ内の表で行を縞模様に塗り分け
  • ワークシートを画像にエクスポートする機能の改良
  • シート全体または選択範囲を(HTML/EMF)としてコピー
  • セルフォーマットとともにExcelにエクスポート
  • ウィンドウ枠を固定して行と列を固定して表示
  • シートの非表示
ワークシートやグラフ内の表で行を縞模様に塗り分けて画像としてエクスポート可能

グラフやレイアウトにワークシートを挿入

ワークシートをグラフまたはレイアウトウィンドウにきれいな表として挿入できるようになりました。挿入した表はミニツールバーボタンを使ってかんたんにフォーマット編集が可能です。

  • 列と行のヘッダを非表示にして余白をなくした、きれいなシートオブジェクトを挿入
  • ミニツールバーボタンで縞模様の色、グリッドのスタイル、色、太さをカスタマイズ
  • フォントサイズを増減しても表のセルサイズを自動的に調整
  • ワークシートからの更新を取得するときにグリッドとフレームのカスタマイズを保持
グラフまたはレイアウトページにワークシートを挿入し、カスタマイズしてカスタムレポートを作成

角度計測ツール

グラフ内の3点を指定し、その角度の値をラベル付けする角度計測ツールが追加されました。

  • グラフ上の3点をクリックして角度計測ツールをグラフに追加
  • ラベルの編集はミニツールバーやプロパティダイアログで可能
  •  
2Dグラフに角度計測ツールを追加

エクスポートの改良

かんたん設定のエクスポートダイアログのプレビューボタンのほか、エクスポート機能をより便利にする機能が追加されました。

  • 簡易版エクスポートダイアログでエクスポート前にプレビュー可能
  • エクスポート後メッセージログに表示されるリンクをクリックしてファイルを開いたり、ファイルの場所を開く
  • 最後に使用した設定でグラフをエクスポートするホットキー
  • ワークシートを画像にエクスポートするときにフレームと余白の制御をサポート
  • ブラウザグラフ、マルチフレームイメージ、マルチフレーム行列から動画をエクスポート
簡易版かんたん設定のエクスポートダイアログのプレビューボタンをクリックして出力前に確認。また、エクスポート後にメッセージログのリンクから画像を直接確認可能

プロジェクトとウィンドウ管理を強化

Originプロジェクトの編成や管理がしやすいようにいくつかの機能が追加されました。

  • フォルダノートとプレビュー
  • 異なるフォルダからグラフを表示
  • フォルダ間を行き来するシーソー(Seesaw)機能
  • フォルダを複製
  • ウィンドウを固定してウィンドウ整列時に除外
  • ウィンドウのサイズと位置を元に戻す
フォルダ間を行き来するシーソー(Seesaw)機能

グラフでX値を自動ソート

ワークシートの列を並べ替えることなく、折れ線グラフまたは線+シンボルグラフでのX値を自動でソートできます。ワークシートに複数の列があり、ワークシートの行を並べ替えずに任意の2つの列を相互にプロットしたい場合に便利な機能です。

  • LabTalkスクリプトコマンドを使用して、特定のデータプロットにx値の並べ替えを適用
  • ソートを実行した後、必要に応じてグラフをテンプレートとして保存して利用可能
ワークシートの列を並べ替えることなく、グラフのデータプロットにx値のソート

LabTalkスクリプトに関する改善

LabTalkスクリプトについて次のように改善されました。

  • スクリプトウィンドウでUnicodeサポート
  • 範囲表記でウィンドウのロングネームを使用して同じフォルダ内のウィンドウを優先
  • 3D平面の位置を指定する名前付き範囲
  • Labtalk://<script>使用して、ワークシートセルに格納されたスクリプトを実行
  • LabTalkスクリプトによる列の選択
スクリプトウィンドウでUnicodeサポート、構文色付け、フォントとサイズの設定、CTRL+マウスのホイールでズームとパンニングが可能

その他の新機能

    一般

    • ワークシートのリッチテキスト折り返し
    • データコネクタでのスパークライン、名前変更、インポート後のスクリプトコントロール
    • セル内のファイルパスリンク
    • メッセージログのクリック可能なリンク
    • メニューの上にマウスカーソルを載せたときにツールチップを表示
    • 保護されたワークシートプロパティのオプションダイアログ
    • NetCDFインポートで年次データnc4ファイルをサポート
    • XMLのインポートでメタデータノードのインポート
    • ブックオーガナイザからワークシートセルへのメタデータ値のリンクコピー/貼り付け
    • 4Kモニタの高解像度ツールバーボタン
    •   

    グラフの機能

    • 積み上げグラフで目盛とラベルを交互に表示
    • ミニツールバーを使用して、レイヤ、プロット、テキストなどの選択をオフ
    • レイヤ配置の方向を設定
    • 水平にプロット積み上げ
    • Ctrl+Alt+Gで最後に使用したテーマでグラフをエクスポート
    • アスタリスクブラケットの形状を設定
    • 凡例にユーザー定義のカラーブロックを挿入
    • デフォルトの参照線スタイルを設定
    • カラーリスト作成の改善

    データ操作機能

    • 行を上/下に移動
    • 複数シートを一括で管理
    • グループごとにデータを正規化
    • 中央値および複数の値で列を結合
    • 列アンスタッキングの出力の改善
    • 複数Zデータを行列に変換
    • クラスターガジェットでカラーマップされたZ値の統計情報を取得
    • イメージウィンドウのROIからリンクされた行列を作成

    アプリ

    • Statistical Process Control OriginPro版が必要です。
    • Bootstrap Sampling OriginPro版が必要です。
    • Pulse Fit OriginPro版が必要です。
    • Propagation of Error OriginPro版が必要です。
    • Classify Points in Graph OriginPro版が必要です。
    • Gardner-Altman Plot OriginPro版が必要です。
    • Steel-Dwass Test OriginPro版が必要です。
    • Effect Size for ANOVA OriginPro版が必要です。
    • Torsional Angle Wheel Plot OriginPro版が必要です。
    • Stiegele MDF Connector

page_top_icon