三角図(三点グラフ)

Originでは3成分のデータをプロットした三角図(三点グラフ)を作成できます。この動画では、ワークシートデータから三角図を作図し、軸の向きやデータポイントの配色を変更する編集操作についてご紹介しています。
※字幕のみの動画(音声なし)

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操作方法

  1. サンプルデータのA、B、C列のデータを使って三点グラフ(三角図)を作成します。
  2. このデータでは、|x|+|y|+|z|=100ですが、|x|+|y|+|z|=1の場合や、正規化されていないデータからも作図可能です。
  3. C列をクリックして開くミニツールバーで「Zとして設定」ボタンをクリックして列の属性を変更します。
  4. A~C列を選択して「作図:特殊グラフ」を開きます。Originでは、散布図や線+シンボル、折れ線形式のほか、直角三角形の三点グラフを作図できます。今回は散布図形式で作図するので「三点」を選択します。
  5. グラフが作図されます。もし正規化されていないデータで作図した場合、作図前に正規化に関するメッセージが表示されます。
  6. 軸内部のデータ点のない部分でダブルクリックして「作図の詳細」を開き、「三点(ターナリ)」タブを開きます。
  7. このタブでは三角形の種類や軸の方向、開始角度を設定できます。ここでは、「方向」を「時計回り」に変更し「適用」ボタンをクリックします。
  8. 元データのF列「Sampling Location」を使ってシンボルの色を塗り分けます。左パネルでデータプロットの階層を選択し、「シンボル」タブを開きます。
  9. 「シンボルの色:ポイント毎:インデックス:Col(F)」と選択します。「適用」をクリックするとデータポイントがF列の内容に応じて塗り分けられます。
  10. 元データのD列「Sample ID」を使ってシンボルにラベルを付けます。「ラベル」タブを開き、「有効にする」にチェックを付けます。
  11. 「ラベル形式」を「Col(D)」にします。「適用」ボタンをクリックするとプロットにラベルが付きます。
  12. 「フォント」の設定でサイズを「16」にして「適用」をクリックし、文字を小さくします。
  13. 「水平オフセット」を「20」に設定してラベルを水平方向に移動します。「OK」ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
  14. 凡例をクリックして選択し、右クリックして「凡例:カテゴリー値」を選択します。
  15. 開いたダイアログでデフォルトの設定のまま「適用」ボタンをクリックするとシンボルの色ごとに凡例が表示されます。
  16. 凡例の一番上の項目は不要なので、ダブルクリックして編集モードにし、Deleteキーで削除します。

参考ページ

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