統計解析ソフトウェア Stata
医療研究に役立つ機能

基本的な統計機能

発病者数などの基本的な統計を、表やグラフで表すことができます。

生存分析

潜伏期間を右側打ち切り、区間打ち切りまたは競合リスクアウトカムや生存-期間モデルでモデリングできます。これは、ノンパラメトリック、セミパラメトリック、Cox、パラメトリックモデルから選択できます。

Stataの例題で、生存分析をもっと知ろう

因果推論

観測データから因果推論を行い、感染症対策や事故防止策などの施策の処置効果を推定し、差分の差分（DID）分析で比較できます。

Stataの例題で、差分の差分（DID）モデルをもっと知ろう

パネルデータ推定

パネルデータを利用し、国や地域を横断的に分析できます。

Python連携

StataのPython連携機能では、sklearnなどの機械学習を用いた予測モデルを利用できます。

adoファイル

adoファイルとは世界中のStataユーザが作成・無料公開している便利なコマンドです。その多くはStata Journal（Stata社発行）にて発表されています。adoファイルを追加インストールすることで、Stataの統計機能を拡張することが可能です。

adoファイルの検索・インストール方法

Epimodelsパッケージ

世界銀行が公開しているEpimodelsパッケージをインストールすると、感染疫学で利用されるSIRモデルを推定できます。

Epimodelsパッケージの詳細(WORLD BANK BLOGS)

Diagtパッケージ

Diagtパッケージでは、症状や検査の感度、特異度と信頼区間、オッズ比などを表形式で算出できます。

Diagtパッケージの詳細(IDEAS)

charlsonパッケージ

charlsonパッケージでは、ICD-9-CMまたはICD-10診断コードを含む入力データから併存疾患指数を計算します。ICD-9-CM診断コードが含まれている場合、チャールソン併存疾患指数の Deyoバージョンまたは拡張指数のいずれかの選択ができます。ICD-10診断コードが含まれている場合、Quanらによる併存疾患指数が計算されます。

charlsonパッケージの詳細(IDEAS)