接点を自由に決め、接線を作成

Tangent

このアプリは、曲線に沿って接線を作成し、傾きや角度など接線の情報を出力することが出来ます。
接線の作成はOriginの標準機能にはないため、人気のあるアプリの一つです。

Tangentの使用例

このアプリの良いところ

  • 接線を作成する際、グラフ上で接点をドラッグして動かして自由に設定することが出来ます。
  • 接線が曲線にうまくフィットしない場合は、スムージングを行うことが出来ます。
           
Tangentアイコン Tangent
作者 OriginLab Technical Support
ライセンス 無料
必要バージョン Origin2016(9.3)以降
ユーザインタフェースの言語 日本語
カテゴリ 解析
開発元ページ
※ページ右上のドロップダウンリストで
「日本語」を選択すると切り替えできます。

 

 

Tangentを使った接線の作成手順

  1. グラフがアクティブな状態で、Tangentのアイコンをクリックし、ツールのダイアログを開きます。

    ダイアログ

  2. このダイアログでは、表示する接線の情報や接線の情報の出力先など、各種の設定を行うことが出来ます。ここでは、ひとまず「OK」ボタンをクリックします。すると、グラフ上に赤い垂線と青い接線が現れます。
  3. 接線と接点

      
  4. 垂線をマウスでつかんでドラッグすると、接点が曲線上を移動します。垂線を移動すると、接線が自動で更新されます。      

    垂線と接点

  5.   
  6. グラフの右上端にある三角ボタンをクリックしてコンテキストメニューを開き、「新しい出力」を選ぶと、現在の接点位置に接線を追加することができます。さらにカーソルを移動させ、別のポイントで再び接線を追加することが出来ます。     

    ダイアログ 新しい出力

  7.  
  8. 同じように矢印ボタンをクリックして開くメニューで、「設定...」を選ぶと、接線設定ダイアログが再度開き、設定の変更が可能です。     

    ダイアログ 設定...

  9.   
  10. 接線タブでは、グラフ上部に表示される接線の情報や垂線、接線の色を設定できます。     

    ダイアログ 接線タブ

  11.   
  12. 微分タブでは、スムージングの手法を選択できます。      

    ダイアログ 微分タブ

  13. ここでは「Savitzky-Golay」を選択してみましょう。      

    スムージング例

      
  14. 出力タブでは、接線の情報の出力先や出力する内容を選択できます。ここで設定した内容は、ダイアログを閉じた後グラフ上の矢印ボタンをクリックして開くメニューから「新しい出力」を選択したときの動作に反映します。      

    ダイアログ 出力タブ

  15.   
  16. ダイアログの右上にある三角ボタンをクリックしてメニューを開き、「名前を付けて保存」をクリックすると、ダイアログでの設定を「ダイアログテーマ」として保存でき、あとで同じ設定で接線を引きたい場合に呼び出して使用できます。
  17. コンテキストメニュー 保存


なお、ダイアログ中の「?」をクリックすると、英語のヘルプ情報が閲覧できます。    

ヘルプ

テクニカルサポート

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せフォームよりテクニカルサポートまでご連絡ください。

その際、必ず「製品名」「バージョン」「シリアル番号」をご連絡ください。

page_top_icon